18世紀のフランス植民地における帝国警察の変容? ―フランス領フランス島(モーリシャス)のポール=ルイ警察署、1766年~1790年―
[講演会] カトリーヌ・ドニ(リール大学)
14:00~17:30 601 会議室
*お席に余裕がございますので、事前お申し込みなしでの当日参加が可能です。
カトリーヌ・ドニ氏はフランスに生まれ、現在、リール大学教授として歴史学(フランス近世史)を担当している。専門は18世紀フランスの警察で、カトリーヌ・ドニ編『警察の交流 1750年~1914年』(リール大学出版会、2012年)、共編『帝国の警察 18-19世紀』(レンヌ大学出版会、2012年)などの業績があり、『The Oxford Handbook of the History of Crime and Criminal Justice』(2016年)の「第4章 犯罪の地理:都市・農村環境」も執筆している。警察を単なる国家の道具としてではなく、住民や共同体による社会的調整も含める立場から、主にフランスと18世紀の“ベルギー”の町における警察を対象にしてきた。近年は18世紀モーリシャス島の植民地警察についても研究を始めており、本講演ではその成果を話していただく。
プログラム
14:00~14:10 開会の挨拶(早稲田大学:谷口眞子)
14:10~15:40 カトリーヌ・ドニ(リール大学)
i>« Un tournant policier impérial dans les colonies françaises au XVIIIe siècle ?
Le bureau de police de Port-Louis à l’île de France, 1766-1790 »
18世紀のフランス植民地における帝国警察の変容?
―フランス領フランス島(モーリシャス)のポール=ルイ警察署、1766年~1790年―
(翻訳付き)
15:40~16:00 休憩
16:00~17:30 討論(逐次通訳付き)
【主催】2018年度特定課題研究(早稲田大学)「越境する軍事史―19世紀を中心とした人と学知の交流」
【共催】日仏会館・フランス国立日本研究所
【使用言語】フランス語・日本語(翻訳・逐次通訳付き)