6月
21
2024

「ある古典翻訳者の回想」

定員に達したためお申込みを締め切りました

講師:宮下志朗(東京大学名誉教授)

聞き手:丸山有美(翻訳者、編集者)

日仏会館図書室では、フランス語と日本語の翻訳に携わる方々をお迎えし、翻訳についてお話しを伺う会を開いています。
第25回となる今回は、フランス文学、書物の文化史がご専門の宮下志朗氏をお迎えし、これまで手掛けられてきた古典文学の翻訳についてお話しいただきます。

<プロフィール>
フランス文学者。東京大学名誉教授、放送大学名誉教授。1990年『本の都市リヨン』で大佛次郎賞受賞を、フランソワ・ラブレー『ガルガンチュアとパンタグリュエル』(全5巻)で2013年度の第64回読売文学賞(研究・翻訳部門)および第18回日仏翻訳文学賞(小西国際交流財団)を受賞した。

主な著書
『本の都市リヨン』晶文社 1989
『ラブレー周遊記』東京大学出版会 1997
『読書の首都パリ』みすず書房 1998
『書物史のために』晶文社 2002
『神をも騙す:中世・ルネサンスの笑いと嘲笑文学』岩波書店 2011
『文学のエコロジー』左右社 2023
他多数

主な翻訳書
フランソワ・ラブレー『ガルガンチュアとパンタグリュエル』筑摩書房(全5巻 ; ちくま文庫)2005-2012
ミシェル・ド・モンテーニュ『エセー』白水社(全7巻)2005-2016
ニコラ・コンタ『18世紀印刷職人物語』水声社 2013
『フランス・ルネサンス文学集』白水社(3巻) 2015-17 共編訳
フランソワ・ヴィヨン『ヴィヨン全詩集』国書刊行会 2023
他多数

フランソワ・ラブレー『ガルガンチュア』
ちくま文庫. ガルガンチュアとパンタグリュエル ; 1
筑摩書房 2005 (品切れ)

ミシェル・ド・モンテーニュ『エセー』第1巻 白水社 2005

フランソワ・ヴィヨン『ヴィヨン全詩集』国書刊行会 2023

日時 2024年6月21日(金)18:30~20:00
場所 日仏会館図書室
使用言語 日本語
参加 無料
主催 日仏会館・フランス国立日本研究所

お申込み方法:下記の図書室のメールアドレスに、お名前、ご所属を明記して、件名を「日仏の翻訳者を囲んで」としてメールにてお申込みください。

連絡先:日仏会館図書室
〒150-0013 渋谷区恵比寿3-9-25 日仏会館3F
Tel : 03-5421-7643
Fax : 03-5421-7653
Mail : biblio[at]mfj.gr.jp
開室時間:火~土 13h~18h

* 日仏会館フランス国立日本研究所主催の催しは特に記載のない限り、一般公開・入場無料ですが、参加にはホームページからの申込みが必須となります。