福島で保護と服従
[講演会]
18:00 - 21:00 1階ホール 日本語
会津若松の仮設住宅に住む被災者 © Cécile Asanuma-Brice
【趣旨】
福島の原発被害は、国、怪しいネットワーク、科学者、専門家、反専門家、「市民運動」や各種団体がいかにして連鎖的に起った災害の共同管理者となり、上位の利害のために、つまり保護するために働くようになったかを明らかにした。ただし、原子力災害対策を通して私たちが観察してきたように、現代の保護とは服従と表裏一体ではないか?どのような曖昧な関係が保護と服従にはあるのか?
【発表者】
10.15:保護と科学者服従
キース・ベーヴァーストック(東フィンランド大学)
後藤 忍(福島大学)
影浦 峡(東京大学)
コリン・コバヤシ(ジャーナリスト、作家)
下地真樹(阪南大学)
10.16:保護と市民服従
アルノ・ミション(原子力批判の著者)
中手聖一(原発事故子ども・被災者支援法市民会議代表世話人)
武藤類子(脱原発福島ネットワークハイロアクション)
鵜飼 哲(一橋大学)
【司会】
ティエリー・リボー (Clersé CNRS・リール第1大学)
セシル・浅沼=ブリス (日仏会館・フランス国立日本研究センター)
【主催】
日仏会館フランス事務所
Clersé (フランス国立科学研究センター、リール第1 大学)
【協力】
フランス国立科学研究センター
LIA「人間の保護と災害への対応」