4月
14
2023

2000年代以降、中国における民衆の伝統文化への熱狂に関連して、企業界でも儒教的な価値観への要求が公に見られるようになった。この新しい傾向は、とりわけ、明の時代に文人たちに近い新しいタイプの商人を指していた「儒商」という古い言葉の回帰に伴っている。経営面では、この種の企業の経営手法に、主に儒教を援用しつつ伝統的な手段が強く動員されている。

IFRAEで、アジアの歴史と社会科学で博士号を取得し、現代中国の企業における儒教回帰についての研究を行う。パリ・エスト・クレテイユ大学AEIインターナショナルスクール教授。

【司会】ベルナール・トマン(日仏会館・フランス国立日本研究所)

【主催】日仏会館・フランス国立日本研究所

【助成】 IFRAE

* 日仏会館フランス国立日本研究所主催の催しは特に記載のない限り、一般公開・入場無料ですが、参加にはホームページからの申込みが必須となります。