3月
10
2023

近代社会の到来とともに成立した社会学は、常に「近代」を研究 の土台に見据えてきました。社会学から人類学へという流れの中 で、「近代」が相対化される一方、「ポストモダン」をめぐる議論で は、現在はもはや「近代社会」ではないのではないかという問いも 示されています。本シンポジウムでは、デュルケーム、ブルデュー というフランス社会学の伝統を踏まえつつ、さらに今日の日本の 状況をも視野に入れて、フランスからの若手哲学者ジルダ・サル モン氏とともに、モダニティについてあらためて問い直します。

【主催】科学研究費補助金・基盤研究(B)「『集合意識』から『情動の社会学』へ-デュルケーム社会学の現代的展開」(22H00904)、日仏社会学会、デュルケーム/デュルケーム学派研究会

【共催】日仏会館・フランス国立日本研究所

【協力】(公財)日仏会館 

* 日仏会館フランス国立日本研究所主催の催しは特に記載のない限り、一般公開・入場無料ですが、参加にはホームページからの申込みが必須となります。