空き家対策の諸相:空き家に居住を回復するために,フランスと日本ではどのような対策をとっているか?リール都市圏における「まちづくり」の例
[Séminaire] ヴァンサン・ブガモン(地域整備・地方公企業まちづくり(SPLA ))、ルイ・ミシェル(地域整備・地方公企業まちづくり(SPLA ))、小柳春一郎(獨協大学)
18:30〜20:30 601会議室 フランス語
本講演会は、日仏両国において重要課題である空き家対策をテーマとします。リールの地域整備・地方公企業「まちづくり」(SPLA )は、リール都市圏の老朽住宅の活性化対策とりわけ、空き家リサイクルと(工事義務付き)1ユーロ住宅販売で知られています。こうした経験は,日本の自治体にも有益でしょう。2015年の空き家法施行以来、日本の市町村は、空き家対策として新たな法律上の対応が可能になっていますが,予算の制約もあり,周囲に危険と判断される空き家の除却が中心的対応になっているのです。
【司会】ソフィー・ビュニク(日仏会館・フランス国立日本研究所)
【主催】獨協大学、日仏会館・フランス国立日本研究所