平和と人道主義
[講演会] ジル・カンパニョーロ(日仏会館・フランス国立日本研究所)
18: 00 - 20 : 00 オンライン フランス語
こちらのイベントは、Zoomを使って行います。
お申し込みはこちら
お申し込みご登録後、ウェビナー参加に関する確認メールが届きます。
メールの案内に従いイベントに参加してください。
(お申し込みの際にメールアドレスを誤って登録すると、招待メールが届きませんのでよくご確認ください。)
参加方法についての詳細はこちらをご覧ください:https://zoom-support.nissho-ele.co.jp/hc/ja/articles/360023978951-ウェビナーに参加-参加者-
平和の概念と人道的な(もしくは人道主義の)概念は、初の近代的国際人道活動組織である赤十字の創設から今日に至るまで、不可分の関係にある。一方の概念を脅かすものは、他方の概念が直面する危険を示唆する。平和であっても、人道的なものはまだ有効だろう(最近自然災害に対してその役割が拡張された)。しかし、平和ではないからこそ、人道主義的運動が生まれ、その存在意義を見出してきたのである。ここでは、今日の人道主義的運動が直面している危険性を強調したい。本講演では、人道的なものと平和という2つの概念の関係性について哲学的・社会学的な基盤、問題点、影響を探りたい。この2つの概念の関係性は、人々に第一に必要とされている食糧を供給するという「世界食糧計画」の昨年のノーベル平和賞(2020年)の受賞によって(1999年以降はとりわけ「国境なき医師団」)さらに強調された。
【司会】ベルナール・トマン(日仏会館・フランス国立日本研究所)
【主催】日仏会館・フランス国立日本研究所
*本講演会は、展覧会「今、この時代に考える「人道」」の関連イベントです。
展覧会「今、この時代に考える「人道」」
日仏会館2階ギャラリー:2021年10月2日(土)〜10月16日(土)、13時〜18時
エビスガーデンプレイス:2021年10月2日(土)〜10月31日(日)、屋外展示
詳細はこちらをご覧ください:https://here-and-now.jp/
主催: 在日スイス大使館、赤十字国際委員会(ICRC)駐日代表部、日仏会館・フランス国立日本研究所、国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)駐日事務所
協力:サッポロ不動産開発株式会社、東京都写真美術館、日本赤十字社
企画:スイス連邦外務省、赤十字国際委員会(ICRC)、エリゼ写真美術館(ローザンヌ)
東京展キュレーション・デザイン: so+ba design tokyo/zurich