11月
06
2023

本講演会は定員に達しましたのでお申込みを締め切りました。

現在まで続く大学という制度は、中世、13世紀に確立され、瞬く間にヨーロッパ中に広がりました。それに伴い、大学が発行する学位も、社会的なステータスとして高く評価されるようになります。一種の「学歴社会」と呼べるような新しい傾向は、中世の人々の行動や考え方にどんな影響を与えたのでしょうか。本講演では、大学と並ぶ13世紀の申し子と言えるドミニコ修道会を主な素材として考えてみたいと思います。

梶原洋一

1983年生。横浜市出身。京都産業大学文化学部准教授。博士(歴史学、リヨン=リュミエール第二大学)。専門は西洋中世史。著書に Du frère au maître. Les Dominicains de France face au système universitaire des grades au Moyen Âge, Cerf, Paris, 2022など。

【講師】梶原洋一 (京都産業大学)
【司会】ラファエル・ランギヨン(日仏会館・フランス国立日本研究所)
【主催】日仏会館・フランス国立日本研究所

* 日仏会館フランス国立日本研究所主催の催しは特に記載のない限り、一般公開・入場無料ですが、参加にはホームページからの申込みが必須となります。