9月
18
2017

現代の社会の境界は不確定で不透明であり、たえざる再構成のプロセスにある。対象である社会の境界が不確定化するならば、社会のまとまりを前提とした社会学の語りも通用し難くなる。デュルケーム没後100年という節目に行う本シンポジウムは、EU諸国が直面する難民問題など、社会の境界で生起する諸現象に注目するとともに、境界的現象を把握するための理論と方法を多角的に考察する、きわめてアクチュアルな試みである。

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プログラム
(第一部) 司会:白鳥義彦(神戸大学)
13:30 – 13:40 趣旨説明:中島道男(奈良女子大学)・講演者紹介:白鳥義彦(神戸大学)
13:30 – 14:40 講演:イヴ・デロワ(ボルドー政治学院、エミール・デュルケーム研究センター)
14 :40 – 15 :00 コメント:小川伸彦(奈良女子大学)、古市太郎(文京学院大学)
15 :00 – 15 :30 イヴ・デロワからのリプライとフロアからの質疑 

休憩10分

(第二部) 司会:北垣徹(西南学院大学)
15:40 – 16:40 報告:岡崎宏樹(神戸学院大学)、荻野昌弘(関西学院大学)
16:40 – 17:00 コメント:イヴ・デロワ 
17:00 – 18:00 全体討論 

【ディスカッサント】古市太郎(文京学院大学)、小川伸彦(奈良女子大学)
【司会】北垣徹(西南学院大学)、白鳥義彦 (神戸大学)
【主催】科研費研究グループ「社会学のディシプリン再生はいかにして可能か―デュルケーム社会学を事例として―」基盤研究(B)15H03409、日仏社会学会、デュルケーム/デュルケーム学派研究会
【共催】(公財)日仏会館、日仏会館フランス事務所

【お問い合わせ】日仏社会学会 http://www.nichifutsu-socio.com

 Mail : nichifutsusocio[at]gmail.com 

* 日仏会館フランス国立日本研究所主催の催しは特に記載のない限り、一般公開・入場無料ですが、参加にはホームページからの申込みが必須となります。