『風任せ』(Le sens du vent)原子力化:再生可能な幻想とエネルギー政策への批判
[講演会] アルノ・ミション
18:30 - 20:30 601号室 フランス語
Le sens du vent – Notes sur la nucléarisation de la France au temps des illusions renouvelables-,
Editions de l’Encyclopédie des Nuisances, Paris, 2010.
【要旨】
2007年以来、アルノ・ミションは原子力反対を掲げた活動を積極的に行ってきた。2010年に刊行した『風任せ(Le Sens du vent)』では、原子力のみならず、その代替となるような技術についても批判を加えている。発展を自明とする政治や社会の状況そのものを非難しているのだ。ミションの言葉を借りるならば、「それほどのエネルギーが本当に必要なのか?」「なんのために必要なのか?」「いったいどんな生活を望んでいるというのか?」といった疑問に集約することができる。
【ディスカッサント】 ティエリー・リボー(CLERSE/フランス国立科学研究センター、リール第1大学)
【主催】
日仏会館フランス事務所
CLERSE(フランス国立科学研究センター、リール第1大学)
【協力】
LIA「人間の保護と災害への対応」 (CNRS-InSHS)