10月
17
2013

Le sens du vent – Notes sur la nucléarisation de la France au temps des illusions renouvelables-,
Editions de l’Encyclopédie des Nuisances, Paris, 2010.

【要旨】
2007年以来、アルノ・ミションは原子力反対を掲げた活動を積極的に行ってきた。2010年に刊行した『風任せ(Le Sens du vent)』では、原子力のみならず、その代替となるような技術についても批判を加えている。発展を自明とする政治や社会の状況そのものを非難しているのだ。ミションの言葉を借りるならば、「それほどのエネルギーが本当に必要なのか?」「なんのために必要なのか?」「いったいどんな生活を望んでいるというのか?」といった疑問に集約することができる。

【ディスカッサント】 ティエリー・リボー(CLERSE/フランス国立科学研究センター、リール第1大学)

【主催】
日仏会館フランス事務所
CLERSE(フランス国立科学研究センター、リール第1大学)
【協力】
LIA「人間の保護と災害への対応」  (CNRS-InSHS)

* 日仏会館フランス国立日本研究所主催の催しは特に記載のない限り、一般公開・入場無料ですが、参加にはホームページからの申込みが必須となります。