11月
19
2022

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日本とフランスは、30年前から自国の産業遺産に特別な関心を寄せています。

産業の復興に苦しんできた地方の自治体、企業、団体、住民にとって、産業遺産の認識は経済的・社会的な問題です。産業遺産は、観光や記念事業という側面だけでなく、歴史研究の課題でもあります。

しかし、どのように「保存に値する遺産」であると判断されるのでしょうか

本シンポジウムでは、産業遺産を社会的構築物として捉え、機関や個人のグループが、物質的または非物質的対象を原則的にそれぞれ異なり進化する基準に基づいてどのように区別し、保護しているかを明らかにします。物としての美しさ(傑出した建築物、煙突、竪坑櫓)、歴史的重要性(工業化の原動力となった石炭)に加えて、地域の社会的・文化的組織における産業の重要性と、その地域への影響にも焦点を当てます。実際、産業遺産とは敷地とその生産設備だけではなく、労働者の生活環境を確保するために生産活動の枠組みの中で建設された社会、経済、文化、宗教、競技に関するすべてのインフラ、学術的・技術的な作品のコレクション、そしてその風景のことでもあるのです。

【講師】朝烏和美(田川市石炭・歴史博物館)、伊東孝(産業遺産情報センター)、中村尚史(東京大学社会科学研究所)、稲塚広美(富岡市役所)​​、ピエール・ヴェルニュス(リヨン大学)、サイモン・エーデルブルッテ(ナンシー大学)​​、ジャン=フランソワ・カロン(ロース・アン・ゴネル市長)​​、嶋崎尚子(早稲田大学)、カリーヌ・スプリモン(ルワルド鉱山博物館)​​、​​武田晴人(公益財団法人三井文庫 館長)​​、クリスチャン・ポラック(フランス社会科学高等研究院/日仏財団)、福本寛(田川市石炭・歴史博物館)​​、マリオン・フォンテーヌ(パリ政治学院)、堀川三郎(法政大学)、​​​​セレナ・ボンコンパニ(フランス社会科学高等研究院)

【司会】ベルナール・トマン(日仏会館・フランス国立日本研究所)、矢後和彦 (早稲田大学)、ラファエル・ランギヨン(日仏会館・フランス国立日本研究所)​​

【主催】日仏会館・フランス国立日本研究所
【助成】ANR eurasemploi
【協力】(公財)日仏会館

* 日仏会館フランス国立日本研究所主催の催しは特に記載のない限り、一般公開・入場無料ですが、参加にはホームページからの申込みが必須となります。