10月
22
2015

* 定員に達したため、お申込みを締め切らせていただきました。

ウクライナ危機には,様々な理由がありますが,フランスのジャーナリズムは,ロシア側の見方を考慮しないという,偏りのある報道をしています。もちろん,クリミヤ半島の分離は,実際にはロシアへの併合であり,それは,国際法の基本的枠組みを無視したものです。とはいえ,ウクライナ危機の広い文脈を理解しないかぎり,その意義を理解できないのです。ヨーロッパ連合は,ロシアもそうですが,現在までのところ,地域平和の達成には有効に動いていないということが可能なのです。
なお,ヤン・リシャール教授は,バルト諸国を含む東ヨーロッパの地域の動向についての研究者です。リシャール教授は,ヨーロッパ連合の隣接地域政策とポスト社会主義の間にあるヨーロッパ東部諸国を研究しています。

【講師】ヤン・リシャール(パリ第1大学)
【司会・通訳】小柳春一郎(獨協大学)

【主催】獨協大学
【共催】日仏会館フランス事務所

逐次通訳つき

* 日仏会館フランス国立日本研究所主催の催しは特に記載のない限り、一般公開・入場無料ですが、参加にはホームページからの申込みが必須となります。