11月
08
2017


Photo: Nicolas Fiévé

徳川幕府が正式に朝廷の政治への関与を禁じた時代に、八条宮の皇子たちは、桂の地霊に加護を求め、かつてない景観設計に取り組んだが、それは宮廷美華やかなりし時代を体現した歌人たちへの頌歌でもあった。桂の地を形作った神話を拠り所とし、文学の中に昔の貴族階級が作り上げた庭園を追い求め、あらたな配置のもとに再生させたのである。

【主催】日仏会館フランス事務所
フランス語、逐次通訳

* 日仏会館フランス国立日本研究所主催の催しは特に記載のない限り、一般公開・入場無料ですが、参加にはホームページからの申込みが必須となります。