6月
26
2003
  • 2002-2003年度第5回例会
    • 「<現在>から<可能>へ:どのように別様に考えるのか?」

      ― 思考はどのようなメカニズムにもとづいて自らがすでに思考していることから身を引き離し,まだ考えていなかったことを考え出すにいたるのか? この問いは,フーコー,ドゥルーズ,アーレントの問いでもある。この問いは,これらの思想家たちが自分自身の仕事についておこなう評価に関わると同時に私たちがかれらの仕事をどう評価するかという問題とも関わってくる。それは,思考すること,知ること,望むこと,判断することの間の境界を問う問いであり,科学者,哲学者,歴史家の境界を問うことでもあるだろう。思考はどのように別様に思考しうるのか,その可能性をめぐって哲学の思考を問いなおす試みを提示する。―

    • 司会:石田英敬(東京大学大学院教授,国際哲学コレージュプログラムディレクター)
  • 主催:国際哲学コレージュ/後援:日仏会館フランス事務所
* 日仏会館フランス国立日本研究所主催の催しは特に記載のない限り、一般公開・入場無料ですが、参加にはホームページからの申込みが必須となります。