法と人工知能
[講演会]
18:00〜20:00 601号室
フランス外務省は2023年10月3日~6日、世界各国のフランス大使館とアンスティチュ・フランセにおいて開催される「第一回 法律の日」を支援しています。これに際し、在日フランス大使館とアンスティチュ・フランセは恵比寿の日仏会館において討論会(ラウンドテーブル)を開催いたします。当日は、この分野の専門家、大学関係者など法律と人工知能の専門家が集います。
AI(人工知能)に関わる取り組みが増えるなかで、法律もいくつかのパラダイム変化を免れません。在日フランス大使館とアンスティチュ・フランセが企画するこのイベントは、特に「チャットGPT」の大成長、その運用と法律分野での活用の可能性を探るラウンドテーブルを囲む討論を開始する機会です。また、「予測的正義(justice prédictive / prediction and judgement)」の問題や、弁護士と裁判官が仕事を改善するために統計的なツールを使う問題も話題となるでしょう。最後に、フランスにおけるオープンデータの問題や、この分野における透明性が必要であるにもかかわらず裁判の判決にアクセスすることの難しさについても取り上げます。これらの3つのテーマは、主に、今後の数年間で「法律」がいかに沢山の変革を経験し、間もなく必須となるこれらの IT ツールを最大限に使いこなすために弁護士が適応することが適切であるという考えを中心としてまとまってくるものです。
入場無料。席数限定のためお早めにご登録ください。
要事前登録:dg.universitaire.contact@institutfrancais.jp
(ご氏名、ご所属先、お役職名をご明記ください。)
【討論者】
· 寺田麻佑(一橋大学ソーシャル・データサイエンス研究科 教授)
· 高橋信行(國學院大學 法学部法律学科 教授)
· ディエゴ・テルス・ダ・シルバ(ニーム大学 助教授(公法))
· シャルル・コンドゥヴォー(ニーム大学 講師(情報学))
【司会】 アドリエンヌ・サラ(早稲田大学 国際学術院 国際教養学部講師、日仏会館・フランス国立日本研究所研究員)
【主催】在日フランス大使館 / アンスティチュ・フランセ