芸術照応の魅惑―近代パリにおける文学、美術、音楽の交差―
[シンポジウム]
10:00 〜 17:40 1階ホール
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* 定員に達したため、お申込みを締め切らせていただきました。
19世紀から20世紀にかけてのフランスは、パリを中心に芸術家の交友、作品の影響の両面において、文学、美術、音楽などの諸芸術が緊密に交流していた。そのこと自体は既に知られているが、その豊かな成果は詳しく分析、解明されているとは言い難い。これまでとは異なる視点、新鮮な問題意識から、芸術照応の内実にアプローチするのは意味のあることではなかろうか。外国人研究者を含め、文学、美術、音楽の各分野から集まった発表者は、少なくとも二つの異なる領域にまたがる主題を取り上げることになるだろう。2日目のシンポジウムの後には、テーマにちなんだミニ・コンサートを開催して、研究と実演の照応も目指したい。
【講師】天野知香(お茶の水女子大学)、セゴレーヌ・ル・メン(パリ西大学)、松橋麻利(獨協大学)、三浦篤(東京大学)、野平一郎(東京藝術大学)、野村正人(学習院大学)、椎名亮輔(同志社女子大学)、ニコラ・スートン(キール大学/王立ノーザン音楽大学)、高階秀爾(大原美術館館長)、寺田寅彦(東京大学)、ベルナール・ヴイユ(パリ第4大学)、山田広昭(東京大学)
【企画担当者】三浦篤(東京大学)
【主催】(公財)日仏会館、 日仏会館フランス事務所
【共催】日仏美術学会、日本フォーレ協会、仏文学会
【助成】(公財)石橋財団