長きにわたるカタストロフィ : チェルノブイリと福島前後の幻想
[講演会] アニー・ル・ブラン (詩人、エッセイスト)
18:00〜20:00 1階ホール フランス語
核の時代まで、カタストロフィの概念は、日常の尺度や世界の表象の外に人間を追いやることで、幻想とかかわっていた。計り知れぬものを推し量るために我々が用いる貴重な方法であるカタストロフィの概念は、我々に自分たち自身の異質さを痛感させ、結果として我々は無限の形象という不可能な作業に挑むこととなる。そこに今日の課題がある。チェルノブイリと福島の破壊の彼方にある我々の幻想とはなにか?
アニー・ル・ブランは、シュルレアリスム運動の末期に加わった。著書に、Les châteaux de la subversion (1982)、 Soudain un bloc d’abîme, Sade (1985) そして Du trop de réalité (2000) がある。
【講師】アニー・ル・ブラン (詩人、エッセイスト)
【ディスカッサント】セシル・浅沼=ブリス (日仏会館・日本研究センター)、鵜飼哲(一橋大学)
【学術責任者】アンヌ・ゴノン(同志社大学)、ティエリー・リボー(リール第1大学-Clersé)
【主催】リール第1大学-Clersé、InSHS »人間保護と災害への答え »国際研究所
【共催】日仏会館フランス事務所
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