12月
05
2013

※ 事前のご予約が定員に達したため、お申し込みを締め切らせていただきました。

尚、ご予約がない場合、当日の空席数に応じて、先着順にご案内をさせていただきます。

予めご了承ください。

【趣旨】
世界経済は、グローバリゼーションによって、繁栄を享受したというよりも、むしろ不安定化したように見える。われわれがいま苦しんでいる世界的不況は、一部の識者が主張するように、「自由貿易」や「改革」や「グローバル化」を推進さえすれば克服できるようなものなのだろうか。むしろこれらを推進することで、危機はいっそう深刻化しているのではないか? 「自由貿易」「改革」「グローバル化」を無条件に「正しい」とみなす、現在の主 流派経済学(「経済学的思考」)は、数式や理論で飾り立てられてはいるが、実は、その根拠はかなり薄弱で、それ自体がひとつのドグマとなってい る。現在の経済学のあり方と日本のTPP参加に反対してきた日本の若手論客と、経済を、経済学が無視する人類学的・人口学的基底から捉えてきた世 界的な学者が徹底的に討論する!

【講師】
エマニュエル・トッド (フランス国立人口学研究所)、
中野剛志 (評論家)

【司会】
堀茂樹(慶應義塾大学)

【主催】 日仏会館フランス事務所
【助成】 在日フランス大使館

* 日仏会館フランス国立日本研究所主催の催しは特に記載のない限り、一般公開・入場無料ですが、参加にはホームページからの申込みが必須となります。