大都市とメガイベント - オリンピック・パラリンピックと万国博覧会の一世紀半にわたる日仏の都市計画 -
[シンポジウム]
14:00〜19:00 1階ホール
2024年6月3日(月)・4日(火)
1日目:9:30〜17:00
2日目:14:00〜19:00
日本は歴史上、3度の夏季オリンピック(東京:1940年、1964年、2020年)と3度の冬季オリンピック(札幌:1940年、1972年、長野:1998年)の開催権を取得した。また、多数の万国博覧会がこの国で開かれ、次回は2025年の大阪万博が待機している。フランスもまた同様だ。パリはこれまでに2度のオリンピックを開催しただけでなく、2024年夏季オリンピックの開催都市でもある。2020年代のメガイベントの日仏間の往来 – Tokyo2020、Paris2024、Osaka2025-は、歴史的な日仏間の対話の契機となり、イベントを通じた2国間の都市開発モデルの循環や競争を観察できるまたとない機会である。
この日仏国際シンポジウムでは、フランスと日本における、イベントによる都市建設のダイナミクスを、都市開発の批判的政治経済学の観点から分析することを試みる。
【講師】荒又美陽(明治大学)、大城直樹(明治大学)、成瀬厚(独立研究者)、杉山和明(流通経済大学)、ニコラ・フェラン(ソリデオ社)、タニア・ブラガ(国際オリンピック委員会)、ミシェル・コーベル(ストラスブール大学)、小笠原博毅(神戸大学)、アンドレア・百合・フロレス・漆間(福井県立大学)、樽野吉宏(大阪都市計画局)、稲田義久(甲南大学名誉教授)、マニュエル・タルディッツ(建築家、みかんぐみ)、港 千尋(多摩美術大学)、マルティーヌ・ドロズ(CNRS)、ファブリス・アルゴネス(ルーアン大学)、ラファエル・ランギヨン(日仏会館・フランス国立日本研究所)
【司会】ラファエル・ランギヨン(日仏会館・フランス国立日本研究所)、デルフィーヌ・ヴォムシャイド(日仏会館・フランス国立日本研究所)、荒又美陽(明治大学)、マルティーヌ・ドロズ(CNRS)
【主催】日仏会館・フランス国立日本研究所
【協力】在日フランス大使館科学技術部
【協賛】在日フランス大使館、フランス国立科学研究 セ ン タ ー (CNRS)、 ク レ デ ィ ・ ア グ リ コ ル ・CIBジ ャ パ ン 、GIS Asie
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2日目 – 2024年6月4日 :万国博覧会と(未来の)都市環境づくり
13:30-14:00:一般受付
14:00-14:15:開会の辞
– ディディエ・マルティ=ドシュ(在日フランス大使館科学技術参事官)
– マリ・ウール(在日フランス大使館政治部参事官)
14:15-15:45 – 第4 部 1970年から2025年まで万国博覧会を通じた大阪・関西の発展
[司会]マルティーヌ・ドロズ(フランス国立科学研究センター)
1970年の大阪万博開催をめぐる地方競争 アンドレア百合・フロレス漆間(福井県立大学)
2025大阪・関西万博を通じた大阪のまちづくり 樽野 吉宏(大阪都市計画局拠点開発室副理事)
大阪・関西万博を日本経済再興のカギに–拡張万博というアイデア– 稲田 義久(一般財団法人アジア太平洋研究所研究統括、甲南大学名誉教授)
15:45-17:15 – 第5 部 パビリオン、現実と未来のビジョンの間にある具体的なユートピア
[司会]デルフィーヌ・ヴォムシャイド(日仏会館・フランス国立日本研究所)
パビリオンのパラドックス マニュエル・タルディッツ(建築家、みかんぐみ)
類推の博覧会–愛知万博の経験から– 港 千尋(多摩美術大学)
これからの世界–万博に描かれる都市とその未来– マルティーヌ・ドロズ(フランス国立科学研究センター)
17:15-17:45:休憩
17:45-18:45 – 基調講演
[司会]ラファエル・ランギヨン(日仏会館・フランス国立日本研究所)
マッピングエキスポ–地図で見る万国博覧会– ファブリス・アルゴネス(ルーアン大学)
18:45-19:00 - 閉会の辞
シャルランリ・ブロソー( 在日フランス大使館文化参事官)
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