日時: | 2021年06月24日(木) 18:00〜20:00 (JST) |
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場所: | オンライン |
講演者: | リオラ・イスラエル(フランス国立社会科学高等研究院)、飯田 高(東京大学)【ディスカッサント】高村学人(立命館大学) |
*こちらのイベントは、お申し込みを締め切らせていただきました。 こちらのイベントは、Zoomを使って行います。
裁判官の介入は、医療、労働、環境、ビジネスなど、社会的、経済的、財政的な生活のさまざまな領域にまで及んでいる。これまで司法の介入が少なかった分野での訴訟の増加は、フランスや日本では20年以上、米国では半世紀近く前から見られる傾向である。それは「司法化」という言葉の広まりからもわかるだろう (e.g. Scheingold 1974; Shapiro & Stone Sweet 2002; Pélisse 2003, 2009, 2020; Commaille & Kaluszynski 2007; Foote, Kawai, Moriya, Kakiuchi, Kaminaga, Wada, Tomohiko & Ota 2009; Murayama 2013; Steinhoff 2014)。 訴訟を用いるということ自体は新しいことではないが、この連続講演会では、訴訟・司法手続を用いることについて、とりわけその社会的・法的・経済的・政治的な条件や、その背景、法を使う様々なアクターに焦点を当てたい。フランスと日本の研究の比較は、「司法化」という用語が包含する異なる理論的定義と現実の適用のあり方を理解し、以下のような問いに答えるための独自の方法を提供している。すなわち、各国における司法化の実践は、「アメリカ化」という意味で収束しつつあるのか、そしてこの収束の決定要因となっているのは何か(Kagan, 2007)。それとも、むしろ国ごとの特異性が維持されているといえるのだろうか、その場合、各国の特異性はどのように進化しているのだろうか(Rosa 2012)。 連続講演会 「社会問題・労働問題・環境問題に関する訴訟の役割―日仏比較の視点から」 「日仏における法の社会的・政治的使用:大義(コーズ)と関連付けた活動・運動の例」
要旨: プロフィール:
要旨:
【ディスカッサント】高村学人(立命館大学) プロフィール: 【司会・連続講演会担当者】アドリエンヌ・サラ(日仏会館・フランス国立日本研究所) 【主催】日仏会館・フランス国立日本研究所 連続講演会 「社会問題・労働問題・環境問題に関する訴訟の役割―日仏比較の 視点から」 |
* 日仏会館フランス事務所主催の催しは特に記載のない限り、一般公開・入場無料ですが、参加にはホームページのイベントカレンダーからの申込みが必須となります。警備強化のため、当日の受付に際しては身分証明書の提示をお願いしております。
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