Maison Franco-japonaise: 日仏会館 日仏会館・フランス国立日本研究所(Umifre 19 フランス外務省・国立科学研究センター)

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限られた資源を最大限に活かす 
日本の経済発展における自然資本(1868年-1940年)

[ 講演会 ]

使用言語:フランス語 (通訳付き)
日時: 2016年03月25日(金) 18:30〜20:30
場所: 1階ホール
講演者: ジャンパスカル・バッシーノ(リヨン高等師範学校、東アジア研究所、一橋大学社会科学高等研究院客員研究員)
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 20世紀半ばまで、日本は、特に林業において、他のアジア諸国より希少な天然資源を効率的に使用することに長けていた(Totman 1989年;斎藤2009年、2014年)。自然資産は、国の経済改革に決定的な役割を果たした。絹、茶、石炭などは、明治の初めに日本の輸出の重要な部分を占め、急激な人口増加にもかかわらず、農業生産高の一定した増加により、栄養状態は急速に改善された。本講演では、深尾京司教授および斎藤修教授(一橋大学経済研究所)との共同研究の一環として、1868年から1940年にかけての日本経済の発展への天然資源の寄与を、異なるタイプの自然資産の値と国家資産のシェアを推定することによって分析したことを報告する。(世界銀行の「包括的な富」方法論を適応)

プロフィール
 ジャンパスカル・バッシーノはリヨン高等師範学校の経済学教授および東アジア研究所(UMR CNRS5062)の所長。研究は、日本をはじめアジア諸国の長期間における生活水準と経済制度の進化に焦点を当てている。2016年3月より、一橋大学社会科学高等研究院の客員研究員となる。最近の論文には、"Informational efficiency in the Tokyo Stock Exchange in the 1930s”, Economic History Review (2015) と、"Do Japanese MNCs use expatriates to contain risk in Asian host countries?", Asia Pacific Business Review (2015)がある。

【主催】日仏会館フランス事務所
逐次通訳

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