Maison Franco-japonaise: 日仏会館 日仏会館・フランス国立日本研究所(Umifre 19 フランス外務省・国立科学研究センター)

言語:JA / FR


日仏会館フランス事務所 / イベント・カレンダー

死を前にして人はみな平等
― 第一次世界大戦に対峙する作家たち

[ 講演会 ]

使用言語:フランス語 (同時通訳付き)
日時: 2015年05月15日(金) 18:30 - 20:00
場所: 1階ホール
講演者: アントワーヌ・コンパニョン (コレージュ・ド・フランス)
grandeguerredesecrivains.jpg

【要旨】
1914-18年の大戦は、産業が絡んで大衆が総動員される最初の近代戦争と呼ばれた。何百万もの兵士が、敵を殺したことも、銃撃の機会すらないままに殺された。大半は敵の姿を見たこともなかった。砲弾の破片で手足を切断されたり命を奪われたりした彼らは、犠牲者でこそあれ、英雄ではなかった。ジオノ作『大群』(1931年)に見られるような、家畜や動物の群れや屠殺場のイメージが頻繁に用いられた。ドリュー・ラ・ロシェルは、『イリアス』における戦争や中世騎士世界の戦争のような『永遠なる戦』との、ひいては伍長が元帥になったナポレオン戦争との対比によって、近代の戦争の大衆的性格を強調した。いわく――「官吏や技師のための戦争であって、高貴なものなどない。大衆的な総力戦だ。」


【ディスカッサント】 坂本浩也(立教大学)
【司会】 ニコラ・モラール(日仏会館・日本研究センター)
【主催】 東京大学、日仏会館フランス事務所




コンパニョン氏の他の講演会
2015.5.8 Compagnon -affiche-.pdf


* 日仏会館フランス事務所主催の催しは特に記載のない限り、一般公開・入場無料ですが、参加にはホームページのイベントカレンダーからの申込みが必須となります。警備強化のため、当日の受付に際しては身分証明書の提示をお願いしております。

【重要】公益財団法人日仏会館への電話のお掛け間違いにご注意ください。
弊研究所と公益財団法人日仏会館とは別組織です。誤って弊研究所のイベントのお問い合わせをされる事例が多数発生し困っております。
弊研究所では、お問い合わせは原則メールのみの対応とさせていただいております。また、イベントについてはHPを、メール不着についてはメールの設定をまずはご確認いただけましたら大変助かります。
弊研究所は最少人数でなんとか無料イベントの運営を続けている状況です。ご理解、ご協力のほど何卒よろしくお願い申し上げます。

お問い合わせメールアドレス:
03-5421-7644(水曜14時〜18時/来客等で応答出来ない場合もあります)
03-5421-7641(木曜14時〜18時/来客等で応答出来ない場合もあります)

« 前のイベント 次のイベント »

日仏会館フランス事務所 / イベント・カレンダー > 死を前にして人はみな平等― 第一次世界大戦に対峙する作家たち

2024年12月

1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31        

2025年1月

      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31