日時: | 2014年06月15日(日) 14:00 - 16:00 |
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場所: | 1階ホール |
講演者: | マリナ・デュクレ (フェリックス・ヴァロットン財団名誉学芸員) |
フェリックス・ヴァロットン《ボール》1899年、油彩/板に貼り付けた厚紙、48×61 cm、パリ、オルセー美術館蔵 【プロフィール】 マリナ・デュクレは、1981年以来、フェリックス・ヴァロットンの生涯とその作品の研究を続けている。ローザンヌにあるポール・ヴァロットン・ギャラリーで活動を開始し、1998年以降はフェリックス・ヴァロットン財団に在籍。2005年には名誉学芸員となっている。これまでに、スイス、フランス、ドイツ、アメリカ合衆国などで開かれた展覧会を手がけ、2005年には詳細な注釈を付けた3巻組の作品集を刊行。同年にフランスの芸術文化勲章を授与されている。今回の「冷たい炎の画家」展は、皮切りのパリのグラン・パレ(2013年10月〜2014年1月)で30万人の入場者を記録。その後、アムステルダムのヴァン・ゴッホ美術館(2014年2月〜5月)でも好評を博し、2014年6月から東京で開催の運びとなった。 【趣旨】 本講演では、フェリックス・ヴァロットンの生涯とその作品に焦点をあてる。 ヴァロットンは1865年にスイスのローザンヌで生まれ、1900年にフランスに帰化。2つの国籍を持ち、1925年にパリで没している。 16歳でパリに移住したヴァロットンは、木版画や挿絵によって、その名前を知られるところとなる。生涯にわたり精力的な創作活動を続け、1700枚の絵画、200枚の版画、無数のデッサンや挿絵、彫刻や美術書、さらには3冊の小説、戯曲、30あまりの美術批評を残した。 多才で多産なヴァロットンの足跡を、豊富なスライドとともにご紹介いたします。 【ヴァロットン展】 【司会】 三浦篤(東京大学) 【共催】 三菱一号館美術館、日仏会館フランス事務所、日仏美術学会 【後援】 在日スイス大使館 |
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