Maison Franco-japonaise: 日仏会館 日仏会館・フランス国立日本研究所(Umifre 19 フランス外務省・国立科学研究センター)

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フランコフォニーの歴史と課題
誰のため、何のためのフランコフォニーか?

[ 講演会 ]

使用言語:フランス語 (同時通訳付き)
日時: 2013年05月30日(木) 18:30 - 20:30
場所: 1階ホール
講演者: ジャン=マリ・ クランケンベルグ (ベルギー王立学士院、リエージュ大学、ベルギーフランス語・ 言語政策評議会会長)
【プロフィール】
ジャン=マリ・クランケンベルグ氏はリエージュ大学言語学教授。学際的研究チーム「グループμ」の活動を通じて修辞学の革新に参加し、認知論的視点から記 号論の再定義に貢献した。フランコフォン諸文化の専門家でもあり、これらの文化へのアプローチを制度的見地から検討し刷新した。近著に『一般記号論概要 Précis de sémiotique générale』(2000), 『言語と市民 La langue et le citoyen』(2001), 『ベルギー文学 La littérature belge』(2005), 『ベルギー小神話 Petites mythologies belges』(2009)がある。ベルギー王立学士院会員、ベルギーフランス語評議会会長。

【要旨】
フランコフォニーは長い歴史を通して構築された概念であり、研究対象になったのは比較的最近のことである。フランコフォニーははじめ植民地主義的概念とし て生まれたが、植民地が独立しグローバル化が進行するにつれ、多様性の文化を支える鍵概念になりつつある。したがって本講演ではまず、フランコフォニー概 念の誕生がいかなるインプリケーションをもつかを検討する。たとえばフランコフォニー概念は言語に関するいかなる表象を伝えるのか。それらの表象は市民に 対しいかなるインパクトを与えてきたか、また今日与えているのか。われわれの考察はまた未来の展望にも及ぶだろう。フランコフォニー概念はいかなる社会目 標をめざすことを可能にするのか。機構として組織されたフランコフォニー、あるいは社会言語学的現実としてのフランコフォニーに、われわれはどんな使命を 託すことができるだろうか。

【挨拶】 クリストフ・マルケ(日仏会館フランス事務所)
【司会】 小松祐子(筑波大学)

【スピーチ】
アホメド・アライタ・アリ閣下(日本におけるフランコフォニー振興評議会会長)
クリストフ・ドゥ・バッソンピエール(駐日ベルギー王国大使館 公使参事官)

【主催】 日仏会館フランス事務所、日本フランス語教育学会、日本におけるフランコフォニー振興評議会
【協賛】 在日ベルギー王国大使館


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