12月
13
2014

◎ 日仏会館創立90周年記念講演と討論

【趣旨】
今年90周年を迎える日仏会館では、「日仏における考古学と埋蔵文化財」と題した連続講演会を企画し、日仏双方の第一人者を招いて意見交換を行ってきた。その締めくくりともなる本講演会では、青柳正規文化庁長官をお招きし、西洋の歴史や考古学を専門とする立場から、「フランスと日本における地域おこしと文化」をテーマにお話いただきます。とりわけ文化施設としての美術館の役割や可能性に注目し、さまざまな都市の事例をもとに、創造性を活かした産業振興や地域活性化について検討します。最後に、文化庁が推進する「文化芸術創造都市」の取り組みをご紹介いただき、文化を軸とした町おこし、あるいは地域おこしの未来について考えます。

【プロフィール】
考古学者・西洋古代美術史家、東京大学名誉教授、国立西洋美術館・元館長、日本学士院会員、2013年7月より文化庁長官。2011年NHK放送文化賞を受賞。著書に『原史美術』(1982年)、『ポンペイ壁画』(1991年)、『人類文明の黎明と暮れ方』(2009年)など多数。

【聞き手】
クリストフ・マルケ(日仏会館フランス事務所)
禰宜田佳男(文化庁)

【主催】 日仏会館フランス事務所、(公財)日仏会館
【後援】 文化庁

* 日仏会館フランス国立日本研究所主催の催しは特に記載のない限り、一般公開・入場無料ですが、参加にはホームページからの申込みが必須となります。