日時: | 2024年11月08日(金) 18:00〜20:00 |
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場所: | 601会議室 |
講演者: | エマニュエル・ロズラン(フランス国立東洋言語文化学院・フランス東アジア研究所) |
定員に達したためお申込みを締め切りました 日本人のフランス文学好きは大正時代に顕著になった。あらゆる世代の学生、教師、翻訳家、読者が数年の間に現れた。本講演では、この時代の日本におけるフランス文学の開花について紹介するとともに、その原因を探ろうと試みる。それはおもに、第一次世界大戦後の新しい政治外交情勢と、1920~30年代の日本の文化的変動、ビルドゥング(教養)への強い憧憬に起因する。 エマニュエル・ロズランは、サン=クルー高等師範学校卒業、フランス近代文学の1級教員資格、極東研究の博士号取得者。Inalco(フランス国立東洋言語文化学院)にて長年日本語と日本文学を教える。著書 Littérature et génie national. Naissance d'une histoire littéraire dans le Japon du XIXe siècle (Les Belles Lettres, 2005年)で2005年渋沢・クローデル賞を受賞。2022年岩波書店より『文学と国柄 一九世紀日本における文学史の誕生』という題名で邦訳が刊行される。正岡子規の『病床六尺』の仏訳 Un Lit de malade six pieds de long (Les Belles Lettres, 2016年)を出版し、 2017年小西財団日仏翻訳文学賞を受賞。Belles Lettres社に「日本コレクション」を設立。19世紀末から20世紀初頭の日本の作家(森鴎外、夏目漱石、正岡子規、島崎藤村)や近代文学全般を専門とする。 【司会】トマ・ガルサン(日仏会館・フランス国立日本研究所) |
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