日時: | 2019年06月18日(火) 18:30〜20:00 |
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場所: | 1階ホール |
講演者: | 坂井セシル(日仏会館・フランス国立日本研究所) |
デジタル革命、グローバルターン以降の文学は如何なるものか。この問いを平成期が終わった日本文学の現代に投げかける。この広いテーマを扱うには、フランス語で書かれる現代文学史(翻訳された作品を中心に)を背景に、幾つかの外からの解釈を導入したい。1985年代以来900点以上の日本の作品が仏訳された。選定の基準、方法、効果、受容といった社会学的アプローチから、日仏の文学の場を検討すると、浮遊する景色が見えてくる。一方に文化遺産としての文学があれば、もう一方には、読書の衰退、出版の変貌、ジャンルの融合、作家の世代交代などがある。しかし、国際化と「3・11」後の壊れ始めた世界の間に、これからの文学の新しい軌道が見え始めている。 |
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日仏会館フランス事務所 / イベント・カレンダー > 浮遊する景色:日本文学の現代-その挑戦と軌道