パリ・東京・パリ:1945年以降のフランスにおける日本文化受容
[シンポジウム]
9:55 - 18:00 1階ホール フランス語
【要旨】
戦後フランスの芸術家、作家、映画監督は日本に対して極めて強い関心を抱き、しかもその関心は多様なものであったが、ロラン・バルトの『記号の国』(1970)からジャック・ルーボーの『極私的東京案内』(2005)にいたるまで、とりわけ日本の日常生活のもっともありふれた、もっとも「取るに足らない」側面に焦点が当てられていたのではないだろうか。本シンポジウムは、現代の「日本愛好家」たちの美的偏愛を検討するものであり、ジェラール・マセ、フィリップ・フォレスト、ミカエル・フェリエといった作家が参加予定である。
【挨拶】 クリストフ・マルケ(日仏会館フランス事務所)
【基調講演】
ミカエル・フェリエ(中央大学)
フィリップ・フォレスト(ナント大学)
川上あかね( ロンドン大学バークベック校、イギリス)
【発表者】
アーシュラ・ティド(マンチェスター大学)
アンドレ・レドリ(ジャン・ムーラン リヨン第三大学)
林修(福島大学)
リズ・ギオ(モンペリエ第三大学)
ライリ・ドール(フランス国立東洋言語文化研究学院)
エマニュエル・ロズラン(フランス国立東洋言語文化研究学院)
カトリーヌ・マイヨー(セルジー・ポントワーズ大学)
ティフェンヌ・ラロック(ストラスブール大学)
アンヌ=ガエル・サリオ(デューク大学、アメリカ)
高馬京子(ミコラス・ロメリス大学、リトアニア)
マルク・コベール(パリ第十三大学)
アニエス・ディソン(大阪大学)
エリザベス・カルドンヌ=アルリック(Vassar College、アメリカ)
千葉文夫(早稲田大学)
ブルーノ・シボナ(アベリストウィス大学、イギリス)
ジェラール・マセ(作家・写真家)
桑田光平(東京外国語大学)
【共催】 ファビアン・アリベール=ナルス(東京外国語大学/日本学術振興会外国人特別研究員)、桑田光平(東京外国語大学)、ルーシー・オメアラ(ケント大学、イギリス)、日仏会館フランス事務所
【助成】 日本学術振興会、ケント大学人文学先端研究所/西洋近代文学センター(イギリス)、国際交流基金(イギリス)
【後援】 在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ日本、東京外国語大学総合文化研究所
【PDF版プログラム】