反-写真と雑誌『プロヴォーク』(1968-1969)-多木浩二をめぐって
[講演会] ミカエル・リュケン(フランス国立東洋言語文化大学)、ディスカッサント:今福龍太(東京外国語大学)
18:30 - 20:30 1階ホール
写真誌『プロヴォーク』は西洋で再び注目を浴びることになった。とりわけ中平卓馬や森山大道の掲載作品は、ますます広い関心を集めている。しかし、写真の作者と主題の消失を目的とする運動が、特定の人物を通して評価されているのは逆説的である。『プロヴォーク』で中心的役割を担った後、写真をやめて評論に力を注いだ多木浩二(1928-2011)の足跡は、この雑誌の試みについての斬新な視点を示すだろう。
【司会】マチュー・カペル(日仏会館・フランス国立日本研究所)
【主催】日仏会館・フランス国立日本研究所
日本語とフランス語、同時通訳