7月
20
2018

写真誌『プロヴォーク』は西洋で再び注目を浴びることになった。とりわけ中平卓馬や森山大道の掲載作品は、ますます広い関心を集めている。しかし、写真の作者と主題の消失を目的とする運動が、特定の人物を通して評価されているのは逆説的である。『プロヴォーク』で中心的役割を担った後、写真をやめて評論に力を注いだ多木浩二(1928-2011)の足跡は、この雑誌の試みについての斬新な視点を示すだろう。

【司会】マチュー・カペル(日仏会館・フランス国立日本研究所)
【主催】日仏会館・フランス国立日本研究所
日本語とフランス語、同時通訳

* 日仏会館フランス国立日本研究所主催の催しは特に記載のない限り、一般公開・入場無料ですが、参加にはホームページからの申込みが必須となります。