Maison Franco-japonaise: 日仏会館 日仏会館・フランス国立日本研究所(Umifre 19 フランス外務省・国立科学研究センター)

言語:JA / FR


日仏会館フランス事務所 / イベント・カレンダー

14世紀における荘園制の危機?ー訴訟文書からみた中世日本の農村社会の変容ー


使用言語:フランス語 (通訳付き)
日時: 2024年09月27日(金) 18:00〜20:00
場所: 601号室&オンライン
講演者: ディミトリ・タトヤン(フランス国立科学研究センター)

対面参加ご希望の方 : 上の お申込み をクリックしてお申し込みください

オンライン参加ご希望の方: こちらのZoomリンクをクリックしてお申し込みください

12~16世紀の中世日本において、大半の人々は荘園公領制の下で暮らしていた。この点で、荘園公領制は日本中世史全体、特に村落住民の歴史や中心部と周縁部の関係を研究する上で無視できないものである。本発表では、13世紀末から14世紀初頭の、荘園社会の様々なアクター間紛争の分析に焦点を当てる。特に荘園住民から領主に宛てた「申状」は、荘園の構造がうかがえる文書であり、荘園住民と領主代表者との関係性を知る手がかりとなる。一揆とは異なるこれらの紛争の分析を通じて、荘園内部の社会・経済的変化を示すことを試みる。

Photo_D.Tatoyan.jpg

ディミトリ・タトヤンは、フランス国立科学研究センター・欧州研究協議会研究費ジェイ-イノヴァテック研究員。2015年から2019年に日本政府(文部科学省)国費留学生として学習院大学に留学。2022年にパリ文理大学-高等研究実習院(PSL-EPHE)で博士号取得。博士論文の題目は「12世紀〜15世紀の塩の生産・流通及び荘園制の変遷:伊予国弓削島荘を中心にして」。現在は19世紀、特に瀬戸内海地域におけるイノベーションと異なる産業部門間のノウハウの循環を長期的視点から研究している。

【司会】デルフィーヌ・ヴォムシャイド(日仏会館・フランス国立日本研究所)
【主催】日仏会館・フランス国立日本研究所

* 日仏会館フランス事務所主催の催しは特に記載のない限り、一般公開・入場無料ですが、参加にはホームページのイベントカレンダーからの申込みが必須となります。警備強化のため、当日の受付に際しては身分証明書の提示をお願いしております。

【重要】公益財団法人日仏会館への電話のお掛け間違いにご注意ください。
弊研究所と公益財団法人日仏会館とは別組織です。誤って弊研究所のイベントのお問い合わせをされる事例が多数発生し困っております。
弊研究所では、お問い合わせは原則メールのみの対応とさせていただいております。また、イベントについてはHPを、メール不着についてはメールの設定をまずはご確認いただけましたら大変助かります。
弊研究所は最少人数でなんとか無料イベントの運営を続けている状況です。ご理解、ご協力のほど何卒よろしくお願い申し上げます。

お問い合わせメールアドレス:
03-5421-7644(水曜14時〜18時/来客等で応答出来ない場合もあります)
03-5421-7641(木曜14時〜18時/来客等で応答出来ない場合もあります)

« 前のイベント

日仏会館フランス事務所 / イベント・カレンダー > 14世紀における荘園制の危機?ー訴訟文書からみた中世日本の農村社会の変容ー

2024年8月

        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31

2024年9月

1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23
24
25 26
27
28
29 30          

2024年10月

    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31