日時: | 2024年04月16日(火) 18:00〜20:00 |
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場所: | 601会議室 |
講演者: | アン=リズ・ミトゥー(パリ・シテ大学、CRCAO) |
日本と同じくフランスでも、障害のある子供たちは古くから特別な学校で教育を受けていた。特別支援教育システムにより、障害者教育のための特別な訓練を受けた教師が子供たちの世話をできるようになった。しかし、このシステムは、障害児と健常児の分離を引き起こし、インクルーシブ教育を支持する運動によって批判されている。このような理由から、2000年代前半より、障害のある子供たちの普通学級への入学がブームとなっている。この講演では、日本とフランスの比較の視点から、普通学級と特別学級双方の変革に焦点を当てながら、障害のある子供たちの昨今の受け入れ状況の進展を探る。 アン=リズ・ミトゥーは、パリ・シテ大学准教授、東アジア文明研究センター会員。研究テーマは、特に教育・雇用に関する現代日本における障害者の位置づけ、また、障害者の人権運動について。2024年末に、日本社会における障害についての著作を刊行予定。
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