Maison Franco-japonaise: 日仏会館 日仏会館・フランス国立日本研究所(Umifre 19 フランス外務省・国立科学研究センター)

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2024年3月11日(月)のイベント

感情・集合意識・ポピュリズム-現代社会における政治的分断をいかに考えるか


使用言語:フランス語 (同時通訳付き)
日時: 2024年03月11日(月) 18:00〜20:00
場所: 1階ホール
講演者: エヴァ・イルーズ(ヘブライ大学、社会科学高等研究院)
定員に達したためお申込みを締め切りました

現代社会における政治的分断とポピュリズムについて、いかに考えるべきでしょうか。本セミナーでは、社会学者エヴァ・イルーズ氏を招き、恐れ・嫌悪・恨み・愛がどのようにして民主主義の土台を掘り崩すのかについて、ご講演いただきます。ディーセントな社会の実現と社会学理論の構築において、感情の果たす役割について議論します。


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エヴァ・イルーズは、ヘブライ大学教授、社会科学高等研究院(EHESS)教授。専門領域は、モダニティと感情、資本主義と感情、感情社会学。主要著作としては、単著:Cold Intimacies: The Making of Emotional Capitalism. Polity Press, 2007. The End of  Love: A Sociology of Negative Relations, Oxford University Press, 2018. The Emotional Life of Populism: How Fear, Disgust, Resentment, and Love Undermine Democracy, Polity,2023. 共著:Emotion as Commodities: Capitalism, Consumptions, and Authenticity, Routledge, 2019,『ハッピークラシー:「幸せ」願望に支配される日常』みすず書房, 2022。


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白鳥義彦は、神戸大学教授。フランス社会学、高等教育論。「デュルケームとナショナリズム、コスモポリタニズム―現代との応答―」(『日仏社会学会年報』26号、2015)、(翻訳)クリストフ・シャルル『「知識人」の誕生:1880-1900』(藤原書店、2006)ほか。


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山田陽子は、大阪大学准教授。主要著作:『働く人のための感情資本論-パワハラ・メンタルヘルス・ライフハックの社会学』(青土社、2019)。『「心」をめぐる知のグローバル化と自律的個人像-「心」の聖化とマネジメント』(学文社、2007)中島道男・岡崎宏樹・小川伸彦・山田陽子編『社会学の基本 デュルケームの論点』(学文社、2022. 編著)。 E.カバナス&E.イルーズ『ハッピークラシ―:「幸せ」願望に支配される日常』(みすず書房, 2022)では「解説」を執筆。


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小川伸彦は、奈良女子大学教授。文化社会学。『〈当事者宣言〉の社会学―言葉とカテゴリー』(東信堂、2021年、樫田美雄との共編著)、「文化遺産」(『社会学事典』丸善、2010年所収)ほか。


【ディスカッサント】山田陽子(大阪大学)、白鳥義彦(神戸大学)
【司会】小川伸彦(奈良女子大学)
【主催】科学研究費補助金・基盤研究(B)「『集合意識』から『情動の社会学』へ−デュルケーム社会学の現代的展開」(22H00904)、日仏社会学会、デュルケーム/デュルケーム学派研究会
【共催】日仏会館・フランス国立日本研究所

* イベントは、特に記載のない限り、すべて無料となっております。参加をご希望の方はお申し込みをお願いいたします。

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