日時: | 2020年04月25日(土) 9:30〜17:00 |
---|---|
場所: | 601号室 |
*延期:新型コロナウィルス感染症(COVID-19)の感染拡大防止のため、こちらのイベントの開催を見送ることとなりました。あらためて開催する場合にはまたお知らせいたします。参加を予定されていたみなさまには申し訳ございませんが、ご了承いただけますようお願いいたします。 大地または地球そのものが我々の元から離れようとしている時、または無くなろうとしている時、帰農または大地への回帰ということを、どう考えればいいだろうか?(Charbonnier, 2017) そして、時に避難の場とも捉えられる帰農が干ばつ、洪水、火災、流亡のみならず社会的な紛争に直面する場合は? 危機または災害は、どのように互酬的で連帯的な紐帯に試練を課し、関係性の条件を変容させ、時に断絶にまで導くのか?または逆に、新たな形のパートナーシップ、協力、共有を生むのだろうか?これらの危機はどのように資本主義的権力を妨げ、時に回復力 (レジリエンス) を生じさせるのか?複数性、特に「オルタナティブ」な試みにとって、どのような可能性が残されているのだろうか? ここで「危機」として考える試練とは、不慮の、コントロールの難しい現象で、個人や集団や地域に影響を与える変容でもある。そして、その帰結は地域的で、時間的に限定されたものでありかつ、長期にわたり影響を及ぼすものである。 このセミナーでは、ヨーロッパと日本(またはその他の地域)における、過去、現在、または予期される危機に応答して形成されるイニシアチブ、経験、集団的試みを検討し、それらがどのように環境、生そして他者へ働きかけていくのかを検討する。 【登壇者】 雨宮裕子(レンヌ大学)、ニコラ・ボーメール(名古屋大学)、アリンヌ・ブロショ(フランス国立科学研究センター/CNRS)、ロランス・グランション(ストラスブール大学)、三浦敦(埼玉大学)、村松研二郎(ストラスブール大学)、フロランス・パントン(アグロパリテーク)、レミ・スコシマロ(日仏会館・フランス国立日本研究所)、その他、招待および公募による発表者 【主催】日仏会館・フランス国立日本研究所 |
* 日仏会館フランス事務所主催の催しは特に記載のない限り、一般公開・入場無料ですが、参加にはホームページのイベントカレンダーからの申込みが必須となります。警備強化のため、当日の受付に際しては身分証明書の提示をお願いしております。
【重要】公益財団法人日仏会館への電話のお掛け間違いにご注意ください。
弊研究所と公益財団法人日仏会館とは別組織です。誤って弊研究所のイベントのお問い合わせをされる事例が多数発生し困っております。
弊研究所では、お問い合わせは原則メールのみの対応とさせていただいております。また、イベントについてはHPを、メール不着についてはメールの設定をまずはご確認いただけましたら大変助かります。
弊研究所は最少人数でなんとか無料イベントの運営を続けている状況です。ご理解、ご協力のほど何卒よろしくお願い申し上げます。
お問い合わせメールアドレス:
03-5421-7644(水曜14時〜18時/来客等で応答出来ない場合もあります)
03-5421-7641(木曜14時〜18時/来客等で応答出来ない場合もあります)
日仏会館フランス事務所 / イベント・カレンダー > 地球により試練にさらされる連帯:レジリエンスの地域へ? *延期