![20181219Foujita.jpg](https://www.mfj.gr.jp/agenda/assets_c/2018/11/86e6ea2b36ef099918df5329babe5f56cdc4d60a-thumb-225xauto-3019.jpg) © Maison-atelier Foujita, CD 91/Fondation Foujita ADAGP2018
藤田嗣治は、フランスの狂乱の時代の寵児であり、20世紀芸術史において独特な地位を占めています。彼の人生、彼の作品は今もなお絶え間なくフランスと日本の間で変動しています。エソンヌ県では、彼の最後のアトリエであり唯一の専門美術館を所有しています。パリの南に位置するヴィリエ・ル・バークルに存在するこのアーティストの家は、私生活と創造的な空間が絡み合う特権的な場所です。またここに在る物品、作品は、フランスに帰化した日本人アーティストが、自身のルーツや日本への帰化を否定することなく、フランスでの生活を選んだという例外的な軌跡を語っています。
プロフィール アンヌ・ル・ディベルデールは、メゾン=アトリエ・フジタの学芸員責任者(ヴィリエ・ル・バークル)、エソンヌ県議会議員。また、エコール・デュ・ルーブルで美術館学の資格を取得した古文化財 -20世紀世界遺産- 保存代表者である。また「フジタ- 描線の美」(未訳, 2017)、「フジタと写真」(展覧会カタログ「レオナール・フジタとモデルたち」川村記念美術館、日本、2017) 、「フジタ - 線の巨匠」(未訳, 2018)など、執筆やキュレターに参加している。
【司会】マチュー・セゲラ(東京国際フランス学園、日仏会館・フランス国立日本研究所協力研究員) 【主催】SEJT、日仏会館・フランス国立日本研究所 参加費無料、要事前申込:sejt.contact@gmail.com フランス語、通訳なし
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