シンポジウム
日仏交流の160周年―『特別な関係』の根源をもとめて
(同時通訳付き)
日時: |
2018年11月20日(火) 10:00〜17:00 |
場所: |
1階ホール |
講演者: |
トーマス・バレット(東京大学)、フランソワ・ラショー(フランス国立極東学院)、中津匡哉(桃山学院教育大学)、マルタン・ノゲラ=ラモス(フランス国立極東学院)、野村啓介(東北大学)、クリスチャン・ポラック(明治大学、フランス国立社会科学高等研究院)、寺本敬子(跡見大学)、ミッシェル・ワッセルマン(立命館大学) |
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1858年、いわゆる安政五カ国条約の最後に日仏修好通商条約が結ばれてから、今年で160周年を迎える。この条約締結という出来事の意義は、しかし、いまだ十分に理解されたとはいいがたい。本シンポジウムにおいて日本およびヨーロッパからの参加者がめざすのは、外交関係から旅行記まで、芸術交流から宗教問題まで、さらに地政学から軍事史まで、様々な側面からこの出来事に独自の照明を当てることである。
プログラム:
10:00〜10:15 開会の挨拶
二コラ・ベルジュレ(在日フランス大使館 政務参事官) クリストフ・マルケ(フランス国立極東学院院長) 坂井セシル(日仏会館・フランス国立日本研究所所長)
10:15〜11:30 日仏交流史の諸相
10:15 野村啓介(東北大学) 「フランス第二帝政下の外交代表による日本国制理解 -「ミカド」と「タイクン」へのまなざし」
10:45 マルタン・ノゲラ・ラモス(フランス国立極東学院) 「フランスと日本の間、地獄と天国の間-最初のカトリック信徒(1860-1870年代)」
11:30〜12:45 中国からの眼差し
11:30 ミッシェル・ワッセルマン(立命館大学) 「庭師の犬-駐清フランス領事ポール・クローデルが見た日本」
12:00 トーマス・バレット(東京大学) 「清朝在外公館における西洋人スタッフの外交活動-清仏戦争時のハリデー・マカートニーの活動を中心に」
12:45〜13:45 休憩
13:45〜15:00 フランスと日本のイメージを巡って
13:45 フランソワ・ラショー(フランス国立極東学院) 「皇帝の残影-幕末・明治期におけるナポレオン像を訪ねて」 14:15 寺本敬子(跡見大学) 「初期日仏交流における学術団体-パリ万博を機縁として」
15:00-15:15 休憩
15:15〜16:30 日仏交流と軍事問題 15:15 中津匡哉(桃山学院教育大学) 「ジュール・ブリュネ-「青い目のサムライ」に関する一考察」
15:45 クリスチャン・ポラック(明治大学・社会科学高等研究院) 「エルネスト・ヴィエイヤール大尉と陸軍士官学校」
16 :30 閉会の挨拶 ローラン・ピック(駐日フランス大使)
【主催】日仏会館・フランス国立日本研究所、フランス国立極東学院
【後援】在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ日本
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