国際シンポジウム
民俗学/民族学のエクリチュール
(同時通訳付き)
日時: |
2017年04月22日(土) 10:00~19:00 |
場所: |
1階ホール |
講演者: |
池澤夏樹(作家)、安藤礼二(多摩美術大学)、アルバン・ベンサ(フランス国立社会科学高等研究院)、ジャン=ミシェル・ビュテル(日仏会館・フランス国立日本研究センター)、ヴァンサン・デバンヌ(ジュネーブ大学)、遠藤潤(國學院大學)、福田アジオ(国立歴史民俗博物館名誉教授)、岩田重則(中央大学)、松本久史(國學院大學)、長島弘明(東京大学)、太田好信 (九州大学)、アンヌ=マリー・ティエス(フランス国立科学研究センター)、フレデリック・ティングリー(ジュネーブ大学)、 佐藤健二(東京大学) |
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人文社会科学のなかで、民俗学/民族学は、叙事性を巡りいまなお文学と密接な関係を保っているだけでなく、しばしば文学に影響を与える学問領域である。本シンポジウムでは、民俗学者、人類学者、文学者、歴史学者が議論を交わし、日本とフランスにおける文学と民俗学/民族学のこれまでの関係を多角的に比較検討する。これらの学問領域の相互関係に関する現状に関する理解を深めるとともに、未来に向けた展望を探りたい。
プログラム 10:00 3. 現地調査からテキストへ 司会: フランソワ・ラショー (フランス国立極東学院)
福田アジオ(国立歴史民俗博物館名誉教授) 「近世文人の活動と民俗認識」(仮題)
遠藤潤(國學院大學) 「平田国学と門人たち―江戸と地方」
ジャン=ミシェル・ビュテル(日仏会館・フランス国立日本研究センター) 「地誌のエクリチュール―近藤富蔵の『八丈実記』」
12:00 ランチタイム
13:30 4. 民俗学/民族学と史料 司会 : ダミアン ・クニク (ジュネーブ大学)
フレデリック・ティンゲリー(ジュネーブ大学) 「他者性の否認 ― ルネサンス期のブラジル探検記と近代フランス民族学」
佐藤健二 (東京大学) 「柳田国男の調査と史料」(仮題)
岩田重則(中央大学) 「宮本常一の写実性」
15:30 休憩
15:40 5.民俗学/民族学の文学性 司会 : 澤田直(立教大学)
安藤礼二 (多摩美術大学) 「折口信夫―憑依の文学、憑依の民俗学」
ヴァンサン・デバンヌ(ジュネーブ大学) 「人類学と文学―ローカル性と歴史的差異」
17:10 休憩
17:20 ラウンドテーブル 司会 : ジャン=ミシェル・ビュテル(日仏会館・フランス国立日本研究センター)
18:40 閉会の辞 澤田直 (立教大学)
【司会】ジャン=ミシェル・ビュテル(日仏会館・フランス国立日本研究センター)、ダミアン・クニク(国立民族学博物館)、フランソワ・ラショー (フランス国立極東学院)、澤田直(立教大学)
【主催】(公財)日仏会館、日仏会館フランス事務所
【共催】國學院大學
【助成】(公財)関記念財団、在日スイス大使館/科学技術部
【協力】IRIS研究所(UMR 8156 / EHESS, CNRS, Inserm, UP13)、 ゲルマン諸国研究所(UMR 8547 / ENS, CNRS, PSL)、ジュネーヴ大学文学部、東京大学文学部フランス文学研究室
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