◎ 日仏会館創立90周年記念講演と討論
【趣旨】 今年90周年を迎える日仏会館では、「日仏における考古学と埋蔵文化財」と題した連続講演会を企画し、日仏双方の第一人者を招いて意見交換を行ってきた。その締めくくりともなる本講演会では、青柳正規文化庁長官をお招きし、西洋の歴史や考古学を専門とする立場から、「フランスと日本における地域おこしと文化」をテーマにお話いただきます。とりわけ文化施設としての美術館の役割や可能性に注目し、さまざまな都市の事例をもとに、創造性を活かした産業振興や地域活性化について検討します。最後に、文化庁が推進する「文化芸術創造都市」の取り組みをご紹介いただき、文化を軸とした町おこし、あるいは地域おこしの未来について考えます。
【プロフィール】 考古学者・西洋古代美術史家、東京大学名誉教授、国立西洋美術館・元館長、日本学士院会員、2013年7月より文化庁長官。2011年NHK放送文化賞を受賞。著書に『原史美術』(1982年)、『ポンペイ壁画』(1991年)、『人類文明の黎明と暮れ方』(2009年)など多数。
【聞き手】 クリストフ・マルケ(日仏会館フランス事務所) 禰宜田佳男(文化庁)
【主催】 日仏会館フランス事務所、(公財)日仏会館 【後援】 文化庁
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