- 協力:帝京大学
- 講師プロフィール:
1949年生まれ。パリ第4大学地理学教授。同大学の学長を2003年から2008年まで務める。2006年にはソルボンヌ大学分校をアブダビに開設した。専門は歴史地理学および文化地理学で、特に食とワイン、国土整備と風景の歴史に詳しい。2008年にはフランス学士院の倫理学・政治学アカデミー会員に選出された。地理学会会長、サン・ディエ・デ・ヴォージュにおける地理学フェスティバル開発協会会長、欧州学術院(Academia Europaea)会員、海外科学アカデミー会員、フランスワインアカデミーおよびボルドーワインアカデミー会員。テルアビブ、ヤシ、トビリシ各大学の名誉教授。レジオン・ドヌール勲章オフィシエ、教育功労賞オフィシエ。
主要な著作には以下のものがある:Nouakchott, capitale de la Mauritanie (1977), Histoire du Paysage français (Tallandier, 1983, 5e éd. 2001. /「フランス文化と風景」,1998,東洋書林), Terres de Castanide. Hommes et paysages du châtaignier de l’Antiquité à nos jours (Fayard, 1986), Gastronomie française. Histoire et Géographie d’une passion (Fayard, 1991. /「美食のフランス-歴史と風土」,1996,白水社,ポルトガル語,英語への翻訳もあり), Le Japon (Sirey, 1991), Paris, Histoire d’une ville (Hachette, 1993. /「パリ歴史地図」,2000,東京書籍), La France (Nathan, 1997, 2e éd. 2001), Philippe Lamour, père de l’aménagement du territoire (Fayard, 2002), Le vin et le divin (Fayard, 2004. Trad. turque, chinoise). Bordeaux-Bourgogne, Les passions rivales (Hachette, 2005.
/「ボルドーvsブルゴーニュ せめぎあう情熱」,2007,日本評論社,英語への翻訳もあり), Jeunes, on vous ment. Reconstruire l’université (Fayard, 2006), Stop à l’arnaque du Bac (Oh ! Éditions, 2007), Le désir du vin à la conquête du monde (Fayard, 2009), À la table des dieux (Fayard, 2009).
- 講演要旨:
美味しい食事とワインは昔からフランス人の文化的アイデンティティーの一部である。その理由は無数にあるが、特にフランスにおける宗教と政治の歴史に結びついている。このような背景のもと、フランスの美食をユネスコの無形遺産として登録申請しようという計画は進められている。
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* 日仏会館フランス事務所主催の催しは特に記載のない限り、一般公開・入場無料ですが、参加にはホームページのイベントカレンダーからの申込みが必須となります。警備強化のため、当日の受付に際しては身分証明書の提示をお願いしております。