ジャック・デリダ、その記録と秘密
[講演会] ブノワ・ペータース(作家・批評家) 【司会】鵜飼哲(一橋大学)
上映会17:15〜18:15、講演会18:30〜20:30 1階ホール
※著作権により通訳音声の配信はできません。申し訳ございませんがご了承ください。
Jacques Derrida en 2002 (photo : Jean-Luc Nancy)
17:15〜18:15 ドキュメンタリー上映会
『ジャック・デリダ 思考の勇気』
(ドキュメンタリー、2014年/53分)フランス語、通訳・字幕なし
ブノワ・ペータースとヴィルジニー・リナルト共同制作のドキュメンタリーでは、ジャック・デリダの人生と作品を取り上げている。
【製作】ヴィルジニー・リナルト(監督)、ブノワ・ペータース(作家・批評家)
【主催】(公財)日仏会館、日仏会館フランス事務所
【協力】在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ日本、フランス著作権事務所
この上映会は、Morgane Productionの許可を得て開催されます。
18:30〜20:30 講演会
ジャック・デリダ、その記録と秘密
「2007年、ジャック・デリダの伝記を書くという企画は必然的な仕事となった。3年間、彼の膨大な著作を繰り返し読み、100人にものぼる人々から話を聞き、カリフォルニアのアーバイン大学やノルマンディーの現代出版資料研究所(IMEC)に保存されている資料に体系的にあたった。
私は個人の歴史とその世紀への関わり、思想の生成と作品の受容、彼が築いた素晴らしい友情と、決して少なくはなかった数々の論争を交差させようと試みた。」B. P.
photo : Camille Gabarra / SCAM
ブノワ・ペータース
1956年パリ生まれ。哲学の学士号を取得し、ロラン・バルトの下で学ぶ。大学教授昇任資格審査員である。1976年、ミニュイ社(Les éditions de Minuit)からデビュー作『Omnibus』を出版し、1982年から本格的に執筆活動に取り組む。イラストレーターのフランソワ・スクイテンと共に、有名なバンド・デシネ(漫画)の連作『闇の国々』を制作し、日本でも翻訳が出版され、文化庁メディア芸術祭で賞を受けている。また、同時に、エルジェやジャック・デリダ、ポール・ヴァレリーの伝記作家でもある。
【主催】(公財)日仏会館、日仏会館フランス事務所
【協力】在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ日本
フランス語、同時通訳