Maison Franco-japonaise: 日仏会館 日仏会館・フランス国立日本研究所(Umifre 19 フランス外務省・国立科学研究センター)

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2021年01月21日(木)

日仏会館図書室 読書会
10. バンド・デシネをフランス語で読む

読書会「バンド・デシネをフランス語で読む」を開催します。

バンド・デシネ(bande dessinée)とはフランス語圏のマンガのことで、略してBD(ベーデー/ベデ)とも呼ばれます。ここ10年くらいで邦訳はかなり増えましたが、それでも未邦訳のBDはまだまだ無数にありますし、その中にすばらしい作品もたくさんあります。新しい作品も毎年次々と生み出されています。古い作品も新しい作品も含めて、BDをフランス語の原書で読んでみませんか?

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BDの翻訳者である原正人氏が進行役をつとめ、毎回、1作品を取り上げ、冒頭部分を一緒に訳読していく読書会です。フランス語がある程度読めることが必要ですが、BDをはじめて読む方も、学生の方もぜひご参加ください。

コロナ禍で長らくお休みしていた「バンド・デシネをフランス語で読む」ですが、今回第10回からZoomを使って再開します。取り上げる作品は以下の通りです。

En roue libre, de Gilles Rochier, Jiip Garn et Nicolas Moog, Casterman, 2018.
https://www.casterman.com/Bande-dessinee/Catalogue/albums/en-roue-libre

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© Éditions Casterman S.A./ Gilles Rochier, Jiip Garn et Nicolas Moog

今回取り上げるEn roue libreは、ジル・ロシエ原作、ニコラ・モーグ作画の1巻完結の作品(全88ページ)。主人公は妻子のある中年男性(名前は明かされていません)。ある日、街を歩いていると、友人のトニオと出くわします。トニオは片脚を失っていて、車椅子生活を余儀なくされています。主人公には用事があったのですが、トニオに付き合って、一緒に時間をつぶすことにします。実は主人公とトニオは少年時代からの友人同士で、主人公は古くからの友人の痛ましい姿を見ると、つい世話を焼かずにはいられないのでした……。

地方都市の閉塞的な環境を舞台に、俗語を多用しながら、「障害者」というセンシティブなテーマにアプローチした作品です。

同日の昼と夜2回に分けて開催します。2回とも使用するテキストは同じなので、参加希望の方はどちらかの回にご参加ください。

➀ 開催日時:2021年1月28日(木)15時~16時半
会場:Zoom
② 開催日時:2021年1月28日(木)18時半~20時
会場:Zoom
定員:各10名
参加:無料

参加方法:参加希望日、お名前、ご連絡先、ご所属を明記してメールでお申込みください。読書会で使用するテキストについては図書室でご用意いたします。詳細はお申込みの際お知らせいたします。尚、出版社より当読書会でテキストを使用する許諾を得ております。
参加申し込みの際に登録いただいたメールアドレスに、イベント当日の12時までに招待メールをお送りします。メールのなかのリンクをクリックし、イベントに参加してください。
参加方法についての詳細はこちらをご覧ください:https://youtu.be/p2x9hh8Vo2k

連絡先:日仏会館図書室
〒150-0013 渋谷区恵比寿3-9-25
Tel : 03-5421-7643 Fax : 03-5421-7653
Mail : biblio [à ajouter @mfj.gr.jp]
(開室時間:火~土、13h~18h)
※以降、月2回開催予定(テキストは同一)。次回以降は追ってご連絡します。


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