Maison Franco-japonaise: 日仏会館 日仏会館・フランス国立日本研究所(Umifre 19 フランス外務省・国立科学研究センター)

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2019年11月22日(金)

日仏会館図書室 読書会
7. バンド・デシネをフランス語で読む

バンド・デシネをフランス語の原書で読む読書会を当図書室で開きます。

バンド・デシネ(bande dessinée)とはフランス語圏のマンガのことで、略してBD(ベーデー/ベデ)とも呼ばれます。BDの邦訳は、ここ10年くらいでかなり増えましたが、それでも未邦訳のBDはまだまだ無数にありますし、その中にすばらしい作品もたくさんあります。新しい作品も毎年次々と生み出されています。古い作品も新しい作品も含めて、BDをフランス語の原書で読んでみませんか?

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BDの翻訳者である原正人氏が進行役をつとめ、一緒に読む読書会です。フランス語がある程度読めることが必要ですが、BDをはじめて読む方も、学生の方もぜひご参加ください。

毎回、1作品を取り上げ、冒頭部分を読む予定です。第7回目は以下の作品を取り上げます。

Bastien Vivès, Elle(s), Casterman, 2007
https://www.casterman.com/Bande-dessinee/Catalogue/albums/elle-s

作者のバスティアン・ヴィヴェスはフランスを代表する若手のバンド・デシネ作家。『塩素の味』(原正人訳、小学館集英社プロダクション、2013年)、『ポリーナ』(原正人訳、小学館集英社プロダクション、2014年)、『年上のひと』(原正人訳、リイド社、2019年)が邦訳されています。最新邦訳の『年上のひと』は紙の書籍や電子書籍として販売されていますが、トーチwebで多くのページを読むことができます。http://to-ti.in/product/unesoeur

今回取り上げる Elle(s) は、『塩素の味』より前に出版されたバスティアン・ヴィヴェスの初期作品。主人公のシャルロットはまもなく19歳になる大学生。親友のアリスと一緒に街中でショッピングをしていると、どうやら彼女を尾行しているらしいある男の存在に気づく。シャルロットは男に食ってかかるが、男はただの偶然だと言い張る。彼の名前はルノー。アニメーション業界で働くために絵の勉強をしている26歳の青年だった。ひょんなことから知り合いになってしまったルノーを毛嫌いするシャルロットだが、天真爛漫なアリスのとりなしもあり、ある事件をきっかけに3人は親睦を深めていく……。

今回も同日の昼と夜2回に分けて開催します。2回とも使用するテキストは同じですので、参加希望の方はどちらかの回にご参加ください。
開催日時①:2019年11月29日(金)15時~16時半
開催場所:日仏会館図書室 参考図書室(3F)
開催日時②:2019年11月29日(金)18時半~20時
開催場所:日仏会館図書室(3F)
定員:各15名
参加:無料
参加方法:参加希望時間、お名前、ご連絡先、ご所属を明記してメールでお申込みください。読書会で使用するテキストについては図書室でご用意いたします。詳細はお申込みの際お知らせいたします。尚、出版社より当読書会でテキストを使用する許諾を得ております。

連絡先:日仏会館図書室
〒150-0013 渋谷区恵比寿3-9-25
Tel : 03-5421-7643 Fax : 03-5421-7653
Mail : biblio@mfj.gr.jp


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