日時: | 2024年11月01日(金) 10:00 - 18:00 |
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場所: | auditorium, galerie, en ligne |
Sciencescope - l'Association des étudiants et chercheurs francophones au Japon, l'Ambassade de France au Japon (SST et SC/IFJ), l'Institut français de recherche sur le Japon (MFJ-IFRJ, UMIFRE 19 MEAE-CNRS) et le Bureau de Tokyo du CNRS Asie du Nord-Est organisent la Journée francophone de la Recherche 2024 (JFR 2024) le vendredi 1er novembre à la Maison franco-japonaise (MFJ), Tokyo. De format hybride, l'évènement sera simultanément retransmis sur Zoom. Depuis 1997, cette rencontre annuelle réunit la communauté de chercheurs et étudiants francophones établis au Japon, toutes disciplines et toutes nationalités confondues. L'objectif de la JFR est de permettre aux chercheurs, étudiants, doctorants, ingénieurs, institutionnels, représentants d'entreprises ou toute personne intéressée de se rencontrer et d'échanger sur leurs activités au Japon. La participation est libre, gratuite, ouverte et accessible à tous, mais l'inscription est obligatoire via le formulaire en ligne (date limite des inscriptions mercredi 30 octobre). Cette année, la JFR fêtera les 50 ans de coopérations scientifiques franco-japonaises avec les présentations orales dans l'auditorium et des posters dans la galerie de la Maison franco-japonaise. Un pot convivial sera également offert en fin de journée. Nous vous attendons donc nombreux pour célébrer cet anniversaire. Organisation : Sciencescope - Association des étudiants et chercheurs francophones au Japon |
* イベントは、特に記載のない限り、すべて無料となっております。参加をご希望の方はお申し込みをお願いいたします。
日時: | 2024年11月08日(金) 18:00〜20:00 |
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場所: | 601会議室 |
講演者: | エマニュエル・ロズラン(フランス国立東洋言語文化学院・フランス東アジア研究所) |
定員に達したためお申込みを締め切りました 日本人のフランス文学好きは大正時代に顕著になった。あらゆる世代の学生、教師、翻訳家、読者が数年の間に現れた。本講演では、この時代の日本におけるフランス文学の開花について紹介するとともに、その原因を探ろうと試みる。それはおもに、第一次世界大戦後の新しい政治外交情勢と、1920~30年代の日本の文化的変動、ビルドゥング(教養)への強い憧憬に起因する。 エマニュエル・ロズランは、サン=クルー高等師範学校卒業、フランス近代文学の1級教員資格、極東研究の博士号取得者。Inalco(フランス国立東洋言語文化学院)にて長年日本語と日本文学を教える。著書 Littérature et génie national. Naissance d'une histoire littéraire dans le Japon du XIXe siècle (Les Belles Lettres, 2005年)で2005年渋沢・クローデル賞を受賞。2022年岩波書店より『文学と国柄 一九世紀日本における文学史の誕生』という題名で邦訳が刊行される。正岡子規の『病床六尺』の仏訳 Un Lit de malade six pieds de long (Les Belles Lettres, 2016年)を出版し、 2017年小西財団日仏翻訳文学賞を受賞。Belles Lettres社に「日本コレクション」を設立。19世紀末から20世紀初頭の日本の作家(森鴎外、夏目漱石、正岡子規、島崎藤村)や近代文学全般を専門とする。 【司会】トマ・ガルサン(日仏会館・フランス国立日本研究所) |
* イベントは、特に記載のない限り、すべて無料となっております。参加をご希望の方はお申し込みをお願いいたします。
日時: | 2024年11月15日(金) 14:00〜20:00 |
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場所: | 1階ホール |
2024年11月15日(金)・16日(土) 定員に達したためお申込みを締め切りました 1979年の10月8日から13日まで、日仏会館はコレージュ・ド・フランスにて、フランスで初めて日本学をテーマにしたシンポジウムを開催しました。シンポジウムのタイトル「フランスから見た日本」(« Le Japon vu depuis la France »)とサブタイトル「フランスにおける日本研究」(« Les études japonaises en France ») が示すように、19世紀にフランスで日本学が誕生してからこの年まで、その研究アプローチは大きく変化しました。戦後から次第に、フランスの日本学者は、「日本」をもはや不変で恒久の全体存在として捉えるべきではないと強調するようになりました。観察する側の主観性や流動的な視点を考慮した「フランスから」見た日本が、全体論的な日本に異を唱えるようになったのです。「日本研究」(études japonaises)という表現も、全体論的アプローチを含む「日本論学」(japonologie)に対するオブジェクションを示唆していたと思われます。実際、19世紀と戦前のジャポノロジーは、前近代や古代日本の研究に偏っており、しばしば非歴史的で幻想的な日本列島のイメージを作り上げました。1980年に出版されたシンポジウムのプロシーディング(講演要旨集)の序文で主催者は、「日本研究」をとりわけ「現代の事象」を扱う「科学的な目的」を持つ学術と定義しました。そのために、日本語を完全にマスターし、日本文明の複雑さと深みを把握できる新しい専門家集団を養成する「絶対的な必要性」を唱えたのです。 この最初のシンポジウムから40年以上が経ち、フランスの日本研究は、1979年に提起された目標のいくつかを確実に達成しました。現代日本はいまや古代日本よりも広く研究されるようになり、言語の習熟などの方法論の厳密さは、日本に関する研究活動に不可欠な前提条件となりました。とはいえ、フランスにおける日本研究の直面する課題は依然として山積しています。2024年11月15日・16日、日仏会館で行われる本シンポジウムの目的は、日仏対話的なアプローチを通して過去40年間の日本研究を振り返り、フランスの日本研究者がさらに探求すべき分野を絞り、今後のフランスにおける日本研究の目標を分析することです。より広く言えば、認識論的または方法論的な観点から、地域研究の特異性についての考察というより広い枠組みで「日本研究」を再定義することを狙いとします。 【登壇者】エマニュエル・ロズラン(フランス国立東洋言語文化学院)、坂井セシル(パリ・シテ大学名誉教授)、クリスティーヌ・レヴィ(ボルドー・モンテーニュ大学名誉講師), セザール・カステルビ(パリ・シテ大学) 、アントナン・ベシュレール(ストラスブール大学、日仏会館・フランス国立日本研究所)、ピエール=フランソワ・スイリ(元ジュネーブ大学教授)、トマ・ガルサン(パリ・シテ大学、日仏会館・フランス国立日本研究所)、ヴァレリー・ジェレゾー(フランス国立社会科学高等研究院、フランス国立科学研究センター、日仏会館・フランス国立日本研究所)、ソフィー・ウダール(フランス国立科学研究センター、日仏会館・フランス国立日本研究所)、ラファエル・ランギヨン(日仏会館・フランス国立日本研究所)、ミカエル・リュッケン(フランス国立東洋言語文化学院、フランス大学学士院)、マチュー・カペル(東京大学)、ジャン=ノエル・ロベール(コレージュ・ド・フランス名誉教授)、 ニコラ・フィエヴェ(フランス国立極東学院)、クリストフ・マルケ(フランス国立極東学院)、デルフィーヌ・ヴォムシャイド(日仏会館・フランス国立日本研究所)、ベルナール・フォール(コロンビア大学名誉教授)、フィリップ・ボルジョー(ジュネーヴ大学名誉教授)、ソフィー・バッシュ(ソルボンヌ大学、フランス大学学士院)、彌永信美(フランス国立極東学院東京支部 元代表)、藤原克己(東京大学名誉教授)、中地義和((公財)日仏会館副理事長、東京大学名誉教授)、三浦篤(東京大学名誉教授、大原美術館館長)、成田龍一(日本女子大学名誉教授)、平野千果子(武蔵大学)、澤田直(立教大学) 【主催】日仏会館・フランス国立日本研究所 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 1日目 - 2024年11月15日(金) 14:00 開会の辞 1979年以降の日本研究の発展についての3つの座談会 14:25 15 :30 16:30 休憩 16:45 17:45 ディスカッション 18 :15 休憩 18:30
シンポジウム2日目へのお申込みはこちら 関連データ:» colloque40ans_flyer.pdf |
* イベントは、特に記載のない限り、すべて無料となっております。参加をご希望の方はお申し込みをお願いいたします。
日時: | 2024年11月16日(土) 10:00~17:45 |
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場所: | 1階ホール |
2024年11月15日(金)・16日(土) 定員に達したためお申込みを締め切りました 1979年の10月8日から13日まで、日仏会館はコレージュ・ド・フランスにて、フランスで初めて日本学をテーマにしたシンポジウムを開催しました。シンポジウムのタイトル「フランスから見た日本」(« Le Japon vu depuis la France »)とサブタイトル「フランスにおける日本研究」(« Les études japonaises en France ») が示すように、19世紀にフランスで日本学が誕生してからこの年まで、その研究アプローチは大きく変化しました。戦後から次第に、フランスの日本学者は、「日本」をもはや不変で恒久の全体存在として捉えるべきではないと強調するようになりました。観察する側の主観性や流動的な視点を考慮した「フランスから」見た日本が、全体論的な日本に異を唱えるようになったのです。「日本研究」(études japonaises)という表現も、全体論的アプローチを含む「日本論学」(japonologie)に対するオブジェクションを示唆していたと思われます。実際、19世紀と戦前のジャポノロジーは、前近代や古代日本の研究に偏っており、しばしば非歴史的で幻想的な日本列島のイメージを作り上げました。1980年に出版されたシンポジウムのプロシーディング(講演要旨集)の序文で主催者は、「日本研究」をとりわけ「現代の事象」を扱う「科学的な目的」を持つ学術と定義しました。そのために、日本語を完全にマスターし、日本文明の複雑さと深みを把握できる新しい専門家集団を養成する「絶対的な必要性」を唱えたのです。 この最初のシンポジウムから40年以上が経ち、フランスの日本研究は、1979年に提起された目標のいくつかを確実に達成しました。現代日本はいまや古代日本よりも広く研究されるようになり、言語の習熟などの方法論の厳密さは、日本に関する研究活動に不可欠な前提条件となりました。とはいえ、フランスにおける日本研究の直面する課題は依然として山積しています。2024年11月15日・16日、日仏会館で行われる本シンポジウムの目的は、日仏対話的なアプローチを通して過去40年間の日本研究を振り返り、フランスの日本研究者がさらに探求すべき分野を絞り、今後のフランスにおける日本研究の目標を分析することです。より広く言えば、認識論的または方法論的な観点から、地域研究の特異性についての考察というより広い枠組みで「日本研究」を再定義することを狙いとします。 【登壇者】エマニュエル・ロズラン(フランス国立東洋言語文化学院)、坂井セシル(パリ・シテ大学名誉教授)、クリスティーヌ・レヴィ(ボルドー・モンテーニュ大学名誉講師), セザール・カステルビ(パリ・シテ大学) 、アントナン・ベシュレール(ストラスブール大学、日仏会館・フランス国立日本研究所)、ピエール=フランソワ・スイリ(元ジュネーブ大学教授)、トマ・ガルサン(パリ・シテ大学、日仏会館・フランス国立日本研究所)、ヴァレリー・ジェレゾー(フランス国立社会科学高等研究院、フランス国立科学研究センター、日仏会館・フランス国立日本研究所)、ソフィー・ウダール(フランス国立科学研究センター、日仏会館・フランス国立日本研究所)、ラファエル・ランギヨン(日仏会館・フランス国立日本研究所)、ミカエル・リュッケン(フランス国立東洋言語文化学院、フランス大学学士院)、マチュー・カペル(東京大学)、ジャン=ノエル・ロベール(コレージュ・ド・フランス名誉教授)、 ニコラ・フィエヴェ(フランス国立極東学院)、クリストフ・マルケ(フランス国立極東学院)、デルフィーヌ・ヴォムシャイド(日仏会館・フランス国立日本研究所)、ベルナール・フォール(コロンビア大学名誉教授)、フィリップ・ボルジョー(ジュネーヴ大学名誉教授)、ソフィー・バッシュ(ソルボンヌ大学、フランス大学学士院)、彌永信美(フランス国立極東学院東京支部 元代表)、藤原克己(東京大学名誉教授)、中地義和((公財)日仏会館副理事長、東京大学名誉教授)、三浦篤(東京大学名誉教授、大原美術館館長)、成田龍一(日本女子大学名誉教授)、平野千果子(武蔵大学)、澤田直(立教大学) 【主催】日仏会館・フランス国立日本研究所 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 2日目 - 2024年11月16日(土)
10:00 10:50 11:45 12:40 昼休憩 13:45 14:40 15h35 休憩 15:50 16:45 17:40 閉会の辞 シンポジウム1日目へのお申込みはこちら 関連データ:» colloque40ans_flyer.pdf |
* イベントは、特に記載のない限り、すべて無料となっております。参加をご希望の方はお申し込みをお願いいたします。
日時: | 2024年11月19日(火) 18:00〜20:00 |
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場所: | 1階ホール |
講演者: | フィリップ・ボルジョー(ジュネーヴ大学名誉教授)、池澤夏樹(作家) |
定員に達したためお申込みを締め切りました。 洋の東西を問わず、古代の物語文学においては神話的なものが重きをなします。世の始まりと民族創生の物語は神々や超人的英雄を主人公とし、超自然的、魔術的要素に満ちています。近代科学思想によって断罪された神話は、20世紀の新しい心理学や文化人類学を通じてその豊饒さが再認識されました。また、神話がはらむ祖型的象徴性は、時代を問わず、芸術・文学に尽きせぬ霊感を与えてきました。ギリシア神話・宗教史研究で知られるフィリップ・ボルジョー氏と『古事記』の現代日本語訳を手がけた池澤夏樹氏が、西洋古典学者逸身喜一郎氏の司会で、古代文学の現代的意味を掘り起こします。 【講師】 池澤夏樹(Natsuki Ikezawa, 1945- 、小説家、詩人、翻訳家)
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* イベントは、特に記載のない限り、すべて無料となっております。参加をご希望の方はお申し込みをお願いいたします。
日時: | 2024年11月26日(火) 18:00〜20:00 |
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場所: | salle 601 & en ligne |
講演者: | Tanguy VIRIN (Lesc UMR 7186 – univ. Paris Nanterre) |
Après inscription, les participants en distanciel recevront un lien Zoom le jour de la séance. La question du hikikomori (retrait social) traverse depuis près de 30 ans l’archipel japonais, constituant pour les pouvoirs publics et les familles un problème relatif au lien social et à la (re)production de la société. Face à cet apparent nouveau défi social et de santé publique, des travaux en psychologie, psychiatrie et sciences sociales se sont attachés à analyser et définir les tenants de cette conduite particulière de repli au domicile, tout en proposant et médiatisant des stratégies de prise en charge. Toujours est-il toutefois que la compréhension et le soin des cas de hikikomori varient selon l’interprétation sociale et politique de ce phénomène, ainsi que des moyens matériels disponibles aux acteurs du soin. Tanguy VIRIN est doctorant en anthropologie à l’université Paris Nanterre sous la codirection de Sophie Houdart et Baptiste Moutaud depuis 2023. Ses recherches autour du hikikomori ont débuté lors de son master d’anthropologie à l’université Lumière Lyon 2, réalisées sous la codirection de Claire Vidal et Axel Guïoux, portant alors sur l’introduction de ce terme en France et sur les modalités diverses de prises en charge associatives et médicales des personnes en situation d’enfermement à domicile dans cette société. Après un séjour d’étude à l’université Kwansei Gakuin et l’obtention de son master, Tanguy Virin a débuté une thèse portant sur la prise en charge associative des personnes hikikomori et de leurs proches au Japon. Son terrain actuel le conduit plus particulièrement à étudier des luttes locales contre la solitude et l’isolement social et pour de nouveaux usages de l’espace public. En parallèle, il poursuit des études de japonais. Modérateurs : Sania CARBONE (Inalco), Étienne MARQ (CRCAO, IFRAE) Renseignements : doctorantsmfj@gmail.com ou contact@mfj.gr.jp |
* イベントは、特に記載のない限り、すべて無料となっております。参加をご希望の方はお申し込みをお願いいたします。
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