日時: | 2024年07月12日(金) 18:00〜20:00 |
---|---|
場所: | 1階ホール |
講演者: | アルチュール・デフランス(パリ国立高等研究院 , CRCAO) |
奈良時代は、最初の大規模な和歌集(『万葉集』)と最初の漢詩集(『懐風藻』)の成立期である。本講演では、対立しているように見えるこの二つの作品を、奈良時代の言語空間の中に位置づけ直し、その理解を深めることを試みる。奈良時代の諸言語は、話し言葉であれ、書き言葉であれ、社会学的な位相と象徴的な価値を有するものであり、それを詩歌文学の理解への一つの手がかりとして見直すことが本講演の課題である。 アルチュール・デフランスは、パリ国立高等研究院で2022年に日本学博士号を取得後、イナルコ(フランス国立東洋言語文化学院)で日本語講師として勤務中。研究内容は、奈良時代の詩歌文学と日本の漢文学。 【講師】アルチュール・デフランス(パリ国立高等研究院、CRCAO) |
* イベントは、特に記載のない限り、すべて無料となっております。参加をご希望の方はお申し込みをお願いいたします。
日時: | 2024年07月16日(火) 18 h - 20 h |
---|---|
場所: | salle 601 & en ligne |
講演者: | Nicolas GUG (univ. Grenoble Alpes, LIDILEM) |
* Après inscription, les participants en distanciel recevront un lien Zoom le jour de la séance. Notre recherche doctorale interroge l'impact réciproque de la motivation et des émotions positives et négatives sur l'apprentissage du français langue étrangère en contexte académique japonais en première année de licence. Ce sont les conditions d'émergence de ce lien entre la motivation et les émotions positives et négatives (c'est-à-dire leurs bénéfices ou leurs préjudices sur l'apprentissage du français langue étrangère) auprès d'apprenants japonais de français de niveau CECRL cible A1 à A2 en première année de licence en contexte académique que souhaitons interroger en mettant en lumière les processus par lesquels les attitudes des apprenants, leur motivation et leurs émotions sont stimulées au travers d'activités pédagogiques pratiquées en situation d'interaction didactique. Autrement dit, notre recherche vise à comprendre les possibles leviers pédagogiques pouvant encourager un enseignement propice au développement de la motivation à l'apprentissage d'une langue étrangère et voir comment le développement des émotions, positives ou négatives, peut conduire à une augmentation ou une diminution de la motivation des apprenants de la langue française. Nicolas GUG est enseignant-formateur de français langue étrangère travaillant dans plusieurs Alliances françaises en France depuis une dizaine d'années. Il est actuellement doctorant en sciences du langage, spécialisé en didactique du français langue étrangère au sein du laboratoire de recherche en Linguistique et Didactique des Langues Étrangères et Maternelles (LIDILEM) de l'université Grenoble Alpes et effectue actuellement une mobilité doctorale au sein de la faculté d'éducation de l'université de Hokkaido à Sapporo.
Modératrice : Sania CARBONE (Inalco, IFRAE) Renseignements : doctorantsmfj@gmail.com ou contact@mfj.gr.jp |
* イベントは、特に記載のない限り、すべて無料となっております。参加をご希望の方はお申し込みをお願いいたします。
日時: | 2024年07月18日(木) 18:00〜20:00 |
---|---|
場所: | 601会議室 |
講演者: | ケヴィン・ジャコー(リヨン国立高等建築学校、URM MAP-Aria) |
定員に達したためお申込みを締め切りました パリ・ノートルダム大聖堂の火災後、大聖堂修復プロジェクトのさまざまな段階で議論や疑問が飛び交った。 5 年後の同一物の再建という具体的な課題に対応しようと、「森」と形容されるノートルダム大聖堂の枠組みの復元の可能性を実証するために、あるものは共同で、あるものは自発的に取り組みを行った。ただし、これらのさまざまなプロジェクトはすべて、不足しているフレームに関する不完全な知識に端を発している。したがって、何世紀も前のノウハウとデジタル技術の両方が「森」の再建において競争する前に、この障壁を取り除くために、既存の情報源を収集するための予備調査が必要と思われる。本講演では、ノートルダム大聖堂の建設現場の本来の文脈で、遺産修復の社会技術システムにおけるデジタル画像の役割をマッピングして紹介する。 ケヴィン・ジャコーは、リヨン国立高等建築学校の講師。建築遺産モデル (URM MAP) 研究室研究者。その研究活動は、建築および遺産科学における情報科学と技術の交差点にあり、特に建築遺産のデジタル化に関連する問題を中心に取り組む。 【講師】ケヴィン・ジャコー(リヨン国立高等建築学校、URM MAP-Aria研究所) |
* イベントは、特に記載のない限り、すべて無料となっております。参加をご希望の方はお申し込みをお願いいたします。
日時: | 2024年07月26日(金) 18:00〜20:00 |
---|---|
場所: | 601会議室 |
講演者: | セザール・カステルビ (パリ・シテ大学) |
定員に達したためお申込みを締め切りました フランスでも日本でも、メディアやジャーナリズムに対する批判はこの30年で着実に強まってきた。この流れの中で、さまざまな社会運動と結びついたいわゆる「オルタナティブ」メディアは、伝統的メディア(テレビや新聞)に対する批判的言説を生み出し、広める上で重要な役割を果たしてきた。以上の現象は「メディアクティビズム」(Médiactivisme)と呼ばれているが、公共圏におけるメディアの正当性に疑問を投げかける「メディアクティビズム」は、日本では特別な形をとっている。読者や視聴者数の減少を背景に、一部の報道機関(日刊紙や雑誌)は、よりオーディエンスの関心を獲得するために、ターゲットを絞り、ライバルメディアに対してますます攻撃的な編集方針を打ち出すようになった。つまり、もともと「メディアクティビズム」の標的であった大手メディアも、ここ数年、その原動力のひとつにもなりつつある。 セザール・カステルビは社会学者で、パリ・シテ大学の日本研究准教授。 【司会】西村カリン(ラジオ・フランス、リベラシオン日本特派員) |
* イベントは、特に記載のない限り、すべて無料となっております。参加をご希望の方はお申し込みをお願いいたします。
日仏会館フランス事務所 / イベント・カレンダー > 2024年7月