日時: | 2021年02月04日(木) 18:00〜20:00 |
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場所: | オンライン |
講演者: | ポール・ジョバン(中央研究院)、馬奈木厳太郎(弁護士)、除本理史(大阪市立大学) 【ディスカッサント】小嶋里奈(技術土地社会研究所、ギュスターヴ・エッフェル大学) |
* こちらのイベントは、お申し込みを締め切らせていただきました。
裁判官の介入は、医療、労働、環境、ビジネスなど、社会的、経済的、財政的な生活のさまざまな領域にまで及んでいる。これまで司法の介入が少なかった分野での訴訟の増加は、フランスや日本では20年以上、米国では半世紀近く前から見られる傾向である。それは「司法化」という言葉の広まりからもわかるだろう (e.g. Scheingold 1974; Shapiro & Stone Sweet 2002; Pélisse 2003, 2009, 2020; Commaille & Kaluszynski 2007; Foote, Kawai, Moriya, Kakiuchi, Kaminaga, Wada, Tomohiko & Ota 2009; Murayama 2013; Steinhoff 2014)。 訴訟を用いるということ自体は新しいことではないが、この連続講演会では、訴訟・司法手続を用いることについて、とりわけその社会的・法的・経済的・政治的な条件や、その背景、法を使う様々なアクターに焦点を当てたい。フランスと日本の研究の比較は、「司法化」という用語が包含する異なる理論的定義と現実の適用のあり方を理解し、以下のような問いに答えるための独自の方法を提供している。すなわち、各国における司法化の実践は、「アメリカ化」という意味で収束しつつあるのか、そしてこの収束の決定要因となっているのは何か(Kagan, 2007)。それとも、むしろ国ごとの特異性が維持されているといえるのだろうか、その場合、各国の特異性はどのように進化しているのだろうか(Rosa 2012)。 連続講演会 「社会問題・労働問題・環境問題に関する訴訟の役割―日仏比較の視点から」 ポール・ジョバン 要旨 : 馬奈木厳太郎 要旨: プロフィール: 除本理史 要旨 : 小嶋里奈 プロフィール: 【司会・連続講演会担当者】アドリエンヌ・サラ(日仏会館・フランス国立日本研究所) |
* イベントは、特に記載のない限り、すべて無料となっております。参加をご希望の方はお申し込みをお願いいたします。
日時: | 2021年02月16日(火) 18:00〜20:00 |
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* イベントは、特に記載のない限り、すべて無料となっております。参加をご希望の方はお申し込みをお願いいたします。
日時: | 2021年02月19日(金) 12:30–14:00 |
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場所: | Online |
講演者: | IDE Eisaku (Keio University) |
Inscription closed
An invitation e-mail, with a meeting ID and password, will be sent on the day of the conference by 12:00 noon to the address you provided when you registered. Please enter them in the Zoom application in order to participate in the event.
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* イベントは、特に記載のない限り、すべて無料となっております。参加をご希望の方はお申し込みをお願いいたします。
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