Maison Franco-japonaise: 日仏会館 日仏会館・フランス国立日本研究所(Umifre 19 フランス外務省・国立科学研究センター)

言語:JA / FR


日仏会館フランス事務所 / イベント・カレンダー

2020年5月のイベント

博士課程の学生のためのセミナー


使用言語:フランス語 (通訳なし)
日時: 2020年05月12日(火) 18:00〜20:00
場所: オンライン (Zoom)
Institut français de recherche sur le Japon à la Maison franco-japonaise
UMIFRE 19, MEAE-CNRS
Séminaire doctoral


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La prochaine séance du séminaire doctoral aura lieu le mardi 12 mai 2020 de 18 h à 20 h en ligne sur Zoom.

Nous aurons le plaisir d'écouter l'intervention de :

Marion LAGADIC, doctorante à l'université d'Oxford.

« L’économie politique d’une pratique genrée du vélo : le cas du Japon »

La recherche sur la pratique du vélo a mis en évidence d’importantes différentes genrées : dans les pays où la part modale du vélo est limitée, les hommes tendent à être surreprésentés parmi les cyclistes ; au contraire, là où cette part modale est élevée, les femmes sont autant, voire plus représentées que les hommes (Pucher & Buehler 2012 ; Harms, Bertolini et al. 2014 ; Aldred, Woodcock et al. 2016). Pourtant, cette relation n’est pas une causalité : là où la part modale du vélo augmente, la représentation des femmes parmi les cyclistes ne s’améliore pas nécessairement (Aldred, Woodcock et al. 2016). Comment expliquer ces dynamiques genrées ?
   La sous-représentation des femmes parmi les cyclistes, là où cette pratique n’est pas installée, a été expliquée par une supposée aversion au risque, et par le fait que celles-ci réaliseraient davantage de déplacements encombrés (e.g. courses alimentaires) ou pour accompagnement (cf. revue de Ravensbergen, Buliung et al. 2019). Plutôt qu’une explication finale, la présente intervenante considère ces explications comme offrant un nouvel angle d’études des pratiques de mobilité genrée. Le paradigme des nouvelles mobilités (Sheller & Urry 2006) a mis en évidence l’interrelation entre pratiques de mobilité et activités quotidiennes, celles-ci étant grandement structurée par les inégalités de genre. Ainsi, des pratiques de mobilité genrées sont l’écho de conditions de vie et contraintes différentes, déterminée à la fois par l’Etat Providence, par le marché, et par les normes de genre partagées au sein d’une société.
   Influencée par les travaux de géographie économique féministe, ainsi que par la recherche sur la mobility of care (mobilité liée au soin de proches et aux responsabilités domestiques) (de Madariaga 2013), Marion Lagadic étudie le continuum des facteurs influençant cette pratique genrée de la mobilité : (1) à l’échelle macro (politique), les politiques et dynamiques de marché donnant jour aux inégalités de genre, ainsi que les politiques urbaines et de mobilité créant les conditions de pratique du vélo ; (2) à l’échelle meso (société), les normes de genre en place dans la société ; (3) à l’échelle micro (individu), les pratiques de mobilité quotidiennes et usages différenciés de la ville. Le Japon est utilisé comme étude de cas pour tester cette méthode : au Japon, les femmes sont fortement représentées parmi les cyclistes (Pucher & Buehler 2012), dans un contexte de partage genré des tâches très important (Allison 2013 ; Shirahase 2014). Les déplacements encombrés et d’accompagnement sont au cœur de cette pratique de mobilité féminine, ce qui remet en question les explications d’usage que l’intervenante souhaite réinterroger.


Pour participer à cette réunion et recevoir le lien Zoom, merci d'envoyer un mail aux responsables du séminaire doctoral à l'adresse suivante :

doctorantsmfj [ajouter @] gmail.com

En espérant vous voir nombreux.

* イベントは、特に記載のない限り、すべて無料となっております。参加をご希望の方はお申し込みをお願いいたします。

日仏春秋講座

合わせて80年を振り返る―文学の教師として、研究者として― *中止


(同時通訳付き)
日時: 2020年05月13日(水) 18:30〜20:30
場所: 1階ホール
講演者: アントワーヌ・コンパニョン(コレージュ・ド・フランス)、中地義和(東京大学名誉教授)

*中止:新型コロナウィルス感染症(COVID-19)の感染拡大防止のため、こちらのイベントの開催を見送ることとなりました。あらためて開催する場合にはまたお知らせいたします。参加を予定されていたみなさまには申し訳ございませんが、ご了承いただけますようお願いいたします。


2006年以降コレージュ・ド・フランスで「フランス近現代文学――歴史、批評、理論」講座を担当し、今年70歳の定年を迎えるアントワーヌ・コンパニョンの教育・研究歴は45年、一昨年東京大学文学部を定年退職した中地義和のそれは約35年です。世界のフランス文学研究の中枢を担ってきた前者と、外国文学としてのフランス文学の教育・研究に携わってきた後者が、合わせて80年に及ぶ歩みをそれぞれの立場から振り返ります。

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アントワーヌ・コンパニョン

1950年、ブリュッセルに生まれる。十代の数年をアメリカ合衆国で過ごす。理工科学校、国立土木学校という理系エリート校二校を卒業するが、並行して文学への関心を抱きつづけ、まもなく本格的な文学研究を志す。1985年以来今日まで、ニューヨークのコロンビア大学教授、フランスではパリ・ソルボンヌ大学教授(1994年‐2006年)を経て、2006年からコレージュ・ド・フランス教授として「フランス近現代文学――歴史、批評、理論」の講座を担当している。とくに関心を寄せるモンテーニュ、ボードレール、プルーストに関する著作と並んで、文学史、文学理論の面での重要な仕事が数多くある。

主な著書(邦訳のある単著)

  • La Seconde Main ou le travail de la citation, Seuil, 1979.『第二の手、または引用の作業』(水声社、2010年)
  • Les Cinq Paradoxes de la modernité, Seuil, 1990.『近代芸術の五つのパラドックス』(水声社、1999年)
  • Le Démon de la théorie, Seuil, 1998.『文学をめぐる理論と常識』(岩波書店、2007年)
  • Les Antimodernes, de Joseph de Maistre à Roland Barthes, Gallimard, 2005.『アンチモダン 反近代の精神史』(名古屋大学出版会、2012年)
  • Un été avec Montaigne, Équateurs, 2015『寝るまえ5分のモンテーニュ』(白水社、2014年)
  • L’Âge des lettres, Gallimard, 2015『書簡の時代――ロラン・バルト晩年の肖像』(みすず書房、2016年)

(邦訳のない単著)

  • La Troisième République des Lettres, Seuil, 1983.
  • Proust entre deux siècles, Seuil, 1989.
  • Baudelaire devant l'innombrable, PUPS, 2003.
  • La Classe de rhéto, Gallimard, 2012.
  • Baudelaire l’irréductible, Flammarion, 2014.
  • Les Chiffonniers de Paris, Gallimard, 2017. など。

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中地義和

1952年、和歌山県に生まれる。東京大学教養学科卒、同大学院人文科学研究科博士課程修了。パリ第三大学付属東洋言語文明研究所で日本語講師を務める(1982-83)。85年パリ第三大学博士(第三期課程)。1986年東京大学助手、88年同助教授、1996年同教授。2018年に定年退職。専門はフランス近代文学、とくに詩、なかでもランボー。ランボー作品の翻訳・解説、およびランボー、ボードレール、ヴェルレーヌらの作品論のほか、フランス近代詩の日本における翻訳・受容の問題にも関心を寄せる。また、ル・クレジオ、ロラン・バルト、アントワーヌ・コンパニョンらの翻訳紹介を行なっている。

主な著訳書

  • Combat spirituel ou immense dérision. Essai d’analyse textuelle d’Une saison en enfer, , José Corti, 1987.
  • 『ランボー 精霊と道化のあいだ』、青土社、1996年
  • 『ランボー 自画像の詩学』、岩波書店、2005年
  • 『ランボー全集』(共編訳)、青土社、2006年
  • 『対訳ランボー詩集』、岩波文庫(2020年6月刊行予定)
  • ル・クレジオ『ロドリゲス島への旅』(朝日出版社、1988年)、『黄金探索者』(新潮社、1993年/河出書房新社「世界文学全集」II-9、2009年)、『もうひとつの場所』(新潮社、1996年)、『ル・クレジオ 映画を語る』(河出書房新社)、『隔離の島』(筑摩書房、2013年)、『嵐』(作品社、2015年)、『心は燃える』(共訳、作品社、2017年)
  • ロラン・バルト『著作集』第9巻、みすず書房、2007年
  • アントワーヌ・コンパニョン『近代芸術の五つのパラドックス』(水声社、1999年)、『文学をめぐる理論と常識』(共訳、岩波書店、2007年)、『書簡の時代――ロラン・バルト晩年の肖像』(みすず書房、2016年)

【講師】アントワーヌ・コンパニョン(コレージュ・ド・フランス)、中地義和(東京大学名誉教授)

【主催】日仏会館・フランス国立日本研究所、(公財)日仏会館

【詳細・申込み】(公財)日仏会館のHPから

* イベントは、特に記載のない限り、すべて無料となっております。参加をご希望の方はお申し込みをお願いいたします。

芸術照応の魅惑4

プルースト―文学と諸芸術 *中止

[ 日仏シンポジウム ]

(同時通訳付き)
日時: 2020年05月16日(土) 9:45〜18:00
場所: 1階ホール

*中止:新型コロナウィルス感染症(COVID-19)の感染拡大防止のため、こちらのイベントの開催を見送ることとなりました。あらためて開催する場合にはまたお知らせいたします。参加を予定されていたみなさまには申し訳ございませんが、ご了承いただけますようお願いいたします。


プルーストシンポチラシ_表1_0302.jpg

画像をクリックしてプログラムをダウンロード

プルーストの長篇小説『失われた時を求めて』は、フランスでも日本でもつねに変わらず愛読されている。この日仏シンポジウムは、プルーストと文学や芸術の諸分野との関係に関して積み重ねられた膨大な研究に依拠しつつ、本作がもたらした独創性と密接に結びついた新たな読解をきり拓くことを目的とする。この探索に寄与すべく、数名の現代作家はプルーストの愛読から得たものを披露する。

この機会に開催される「プルーストと美術」をめぐる展覧会は、『失われた時を求めて』が形成する想像上の美術館の扉を開いて、小説中で独自の役割を果たす数多くの画を紹介する。シンポジウム前夜に開催される「プルーストと音楽」に関するコンサートでは、作家の親しんでいた楽曲(歌曲、室内楽、オペラの抜粋)が発見できる。


プログラム:5月16日(土)

9:45開会の辞

  • 三浦 篤(東京大学)
  • 福井憲彦((公財)日仏会館理事長)

10:0012:00プルーストと批評
司会 ナタリー・モーリヤック・ダイヤー

  • アントワーヌ・コンパニョン(コレージュ・ド・フランス) 「如才なさの教訓、あるいはサント=ブーヴを愛すること」
  • マチュー・ヴェルネ(ソルボンヌ大学)「「サント=ブーヴに反論する」の偶然性」
  • 中野知律(一橋大学)「プルーストと料理芸術」

昼食

13:30—15:30プルーストと音楽
司会 ソフィー・デュヴァル

  • 和田章男(大阪大学)「プルーストと昔日の音楽」
  • セシル・ルブラン(ソルボンヌ・ヌーヴェル大学)「「現代音楽はかくも速く移りゆく!」──プルーストと同時代の作曲家たち」
  • 和田恵里(青山学院大学) 「『失われた時を求めて』におけるフランス・オペラの意味するところ」 

休憩

16:00—16:40
司会 湯沢英彦

  • 吉川一義(京都大学名誉教授) 「『失われた時を求めて』における「悪の芸術家」」

小休憩

16:5018:00プルーストと現代作家
司会 吉川一義

  • 青柳いづみこ(ピアニスト、作家) 「プルーストとドビュッシー」
  • 松浦寿輝(作家) 「小説と時間──プルーストの奇蹟」
  • 水村美苗(作家) 「母語で書くということ」


【登壇者】青柳いづみこ(ピアニスト、作家)、荒原邦博(東京外国語大学)、アントワーヌ・コンパニョン(コレージュ・ド・フランス)、ソフィー・デュヴァル(ボルドー・モンテーニュ大学)、福井憲彦((公財) 日仏会館理事長)、泉美知子(中央大学)、セシル・ルブラン(ソルボンヌ・ヌーヴェル大学)、松浦寿輝(作家)、ナタリー・モーリヤック・ダイヤー(CNRS/ITEM)、三浦篤(東京大学)、水村美苗(作家)、村上祐二(京都大学)、中野知津(一橋大学)、小黒昌文(駒澤大学)、クリストフ・プラドー(ソルボンヌ大学)、坂本浩也(立教大学)、ベルナール・トマン(日仏会館・フランス国立日本研究所)、津森圭一(新潟大学)、マチュー・ヴェルネ(ソルボンヌ大学)、和田章男(大阪大学)、和田恵里(青山学院大学)、吉川一義(京都大学名誉教授)、湯沢英彦(明治学院大学)

【主催】(公財)日仏会館 
【協賛】京都大学文学部フランス語学フランス文学専修、立教大学文学部文学科フランス文学専修、日本フランス語フランス文学会、日本プルースト研究会 
【助成】(公財)石橋財団 
【協力】日仏会館・フランス国立日本研究所


※ 5月13日(水)〜31日(日)、2階ギャラリーにて展覧会「プルーストと美術」を開催
※5月15日(金)19:00〜 日仏会館ホールにてコンサート「フランス音楽の夕べ:プルーストと音楽」開催

詳細・登録:www.mfjtokyo.or.jp/events/symposium/20200516.html

* イベントは、特に記載のない限り、すべて無料となっております。参加をご希望の方はお申し込みをお願いいたします。

芸術照応の魅惑4

プルースト―文学と諸芸術 *中止

[ 日仏シンポジウム ]

(同時通訳付き)
日時: 2020年05月17日(日) 9:30〜18:30
場所: 1階ホール

*中止:新型コロナウィルス感染症(COVID-19)の感染拡大防止のため、こちらのイベントの開催を見送ることとなりました。あらためて開催する場合にはまたお知らせいたします。参加を予定されていたみなさまには申し訳ございませんが、ご了承いただけますようお願いいたします。


プルーストシンポチラシ_表1_0302.jpg

画像をクリックしてプログラムをダウンロード

プルーストの長篇小説『失われた時を求めて』は、フランスでも日本でもつねに変わらず愛読されている。この日仏シンポジウムは、プルーストと文学や芸術の諸分野との関係に関して積み重ねられた膨大な研究に依拠しつつ、本作がもたらした独創性と密接に結びついた新たな読解をきり拓くことを目的とする。この探索に寄与すべく、数名の現代作家はプルーストの愛読から得たものを披露する。

この機会に開催される「プルーストと美術」をめぐる展覧会は、『失われた時を求めて』が形成する想像上の美術館の扉を開いて、小説中で独自の役割を果たす数多くの画を紹介する。シンポジウム前夜に開催される「プルーストと音楽」に関するコンサートでは、作家の親しんでいた楽曲(歌曲、室内楽、オペラの抜粋)が発見できる。


プログラム:5月17日(日)

9:30—11:30プルーストと美術
司会 三浦 篤

  • 湯沢英彦(明治学院大学) 「印象主義の神話と画家エルスチール」
  • 荒原邦博(東京外国語大学) 「プルーストにおけるアングル―マネからマン・レイへ」
  • 村上祐二(京都大学) 「プルーストとX線」 

昼食

13:00—15:00 プルーストと教会 / 建築
司会 中野知律

  • 泉美知子(中央大学) 「プルーストの遺産への眼差し──『失われた時を求めて』における教会堂をめぐって」
  • ソフィー・デュヴァル(ボルドー・モンテーニュ大学)「「二つの教えの不思議な合致コンコルダンス」──エステルとコンコルディア」
  • 津森圭一(新潟大学) 「プルーストと建築──『失われた時を求めて』における都市景観美の発見」

休憩

15:30- 17:30プルーストと大衆文化
司会 セシル・ルブラン

  • 小黒昌文(駒澤大学) 「ある眼差しの歴史=物語のために──プルーストと20世紀の視覚文化」
  • クリストフ・プラドー(ソルボンヌ大学) 「『失われた時を求めて』における万博のパノラマ館と見世物」
  • 坂本浩也(立教大学) 「探偵と犯人のあいだで──プルーストと推理小説の時代」 

小休憩

17:40- 18:20
司会 アントワーヌ・コンパニョン

  • ナタリー・モーリヤック・ダイヤー(CNRS/ITEM) 「「花咲く乙女たち」百周年──1920年の豪華版」

閉会の辞

  • ベルナール・トマン(フランス国立日本研究所所長)
  • 吉川一義(シンポジウム学術責任者)

【登壇者】青柳いづみこ(ピアニスト、作家)、荒原邦博(東京外国語大学)、アントワーヌ・コンパニョン(コレージュ・ド・フランス)、ソフィー・デュヴァル(ボルドー・モンテーニュ大学)、福井憲彦((公財) 日仏会館理事長)、泉美知子(中央大学)、セシル・ルブラン(ソルボンヌ・ヌーヴェル大学)、松浦寿輝(作家)、ナタリー・モーリヤック・ダイヤー(CNRS/ITEM)、三浦篤(東京大学)、水村美苗(作家)、村上祐二(京都大学)、中野知津(一橋大学)、小黒昌文(駒澤大学)、クリストフ・プラドー(ソルボンヌ大学)、坂本浩也(立教大学)、ベルナール・トマン(日仏会館・フランス国立日本研究所)、津森圭一(新潟大学)、マチュー・ヴェルネ(ソルボンヌ大学)、和田章男(大阪大学)、和田恵里(青山学院大学)、吉川一義(京都大学名誉教授)、湯沢英彦(明治学院大学)

【主催】(公財)日仏会館 
【協賛】京都大学文学部フランス語学フランス文学専修、立教大学文学部文学科フランス文学専修、日本フランス語フランス文学会、日本プルースト研究会 
【助成】(公財)石橋財団 
【協力】日仏会館・フランス国立日本研究所


※ 5月13日(水)〜31日(日)、2階ギャラリーにて展覧会「プルーストと美術」を開催
※5月15日(金)19:00〜 日仏会館ホールにてコンサート「フランス音楽の夕べ:プルーストと音楽」開催

詳細・登録:www.mfjtokyo.or.jp/events/symposium/20200517.html

* イベントは、特に記載のない限り、すべて無料となっております。参加をご希望の方はお申し込みをお願いいたします。

グローバル化と宗教のダイナミズム *中止

[ 講演会 ]

使用言語:フランス語 (通訳付き)
日時: 2020年05月22日(金) 18:30〜20:30
場所: 601号室
講演者: ラファエル・リオジエ(エクス=アン=プロヴァンス政治学院)、 伊達聖伸(東京大学)

*中止:新型コロナウィルス感染症(COVID-19)の感染拡大防止のため、こちらのイベントの開催を見送ることとなりました。あらためて開催する場合にはまたお知らせいたします。参加を予定されていたみなさまには申し訳ございませんが、ご了承いただけますようお願いいたします。


近代は宗教的なものを消滅させたわけではない。また、たしかに20世紀半ば以降、新しいセクト、イスラームのテロリズム、新福音主義の展開が見られるが、宗教的なものの回帰があったわけではない。宗教的なものは、消えたのでも、戻ってきたのでもなく、スピリチュアリズム、ファンダメンタリズム、カリスマ主義という三つのグローバル規模の傾向に再構成されており、あらゆる宗教がその影響を受けている。

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ラファエル・リオジエ
社会学者・哲学者としてフランスおよび海外の複数の大学で教鞭をとる。これまで22の著作と112の論文を執筆。現在サバティカルでコロンビア大学ヨーロッパ研究所(CES)に客員研究員として滞在。


【講演者】ラファエル・リオジエ(エクス=アン=プロヴァンス政治学院)
【ディスカッサント】伊達聖伸(東京大学)
【司会】ベルナール・トマン(日仏会館・フランス国立日本研究所)

【主催】:日仏会館・フランス国立日本研究所、東京大学グローバル地域研究機構(IAGS)

* イベントは、特に記載のない限り、すべて無料となっております。参加をご希望の方はお申し込みをお願いいたします。

日本経済に関するランチセミナー

Global Value Chains and Domestic Innovation

[ オンラインセミナー ]

使用言語:英語 (通訳なし)
日時: 2020年05月29日(金) 12:30 – 14:00
場所: オンライン
講演者: ITO Keiko (Faculty of Commerce, Chuo University)
Abstract
This paper explores how changes in both position and participation in Global Value Chain networks affect firm innovation. The analysis combines matched patent-firm data for Japan with measures of GVC network centrality and GVC participation utilizing the OECD Inter-Country Input-Output Tables for the period 1995 to 2011. We find that Japan’s position in the GVCs has shifted from being at the core of Asian value chains towards the periphery relative to other countries in the network, i.e. becoming less “central”. We use China’s WTO accession as an instrumental variable for changes in Japanese centrality. Our analysis shows that increases in forward centrality – as a key supplier – tend to be positively associated with increasing firm patent applications. Firms in key hubs within GVCs, specifically as key suppliers, appear to benefit from knowledge spillovers from various customers and downstream markets.

Study co-authored with Kenta IKEUCHI (Research Institute of Economy, Trade and Industry), Chiara CRISCUOLO (Organisation for Economic Co-operation and Development), Jonathan TIMMIS (IFC – World Bank Group), Antonin BERGEAUD (Banque de France).

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Speaker: Keiko ITO (Chuo University)

Keiko Ito (Dr.) is a professor at the Faculty of Commerce, Chuo University, Japan. She received her Ph.D. in Economics from Hitotsubashi University in 2002. She taught at Senshu University (2004-2018), and was staff on loan at the OECD (2016-2017) and a visiting fellow at Columbia University (2007-2008). Her research interests are on the empirical analysis on international trade and foreign direct investment, and industry and firm-level productivity analysis, mainly using firm- or plant-level data. She authored a number of academic articles on these research areas.

Moderator: Jean-Pascal BASSINO (French Research Institute on Japan - MFJ)
Organization: FRIJ-MFJ
Co-organization: CCI France

* イベントは、特に記載のない限り、すべて無料となっております。参加をご希望の方はお申し込みをお願いいたします。

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