日時: | 2019年06月03日(月) 18:30〜20:30 |
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場所: | 1階ホール |
講演者: | アラン・シュピオ(コレージュ・ド・フランス) |
デモクラシーとは、ある社会の構成員が、全員に課される規則についての合意を得るために、「発言の会合〔議会〕」を形成することからなる、どちらかといえば珍しい習慣から生まれている。このような仕組みは、デモクラシーを「アイデアの市場」に還元する、法の経済分析からは切り落とされてしまう。こうして経済の領域は政治の領域(選挙市場)や聖なるものの領域(宗教市場)を吸収し、市民の姿は、消費者という姿の影にかき消される。 西谷修:東京外国語大学名誉教授。同大学総合学術研究院で「グローバル・スタディーズ」を担当。グローバル化、世界化の中で変容し続ける現代社会の諸問題について学際的な研究を進めてきた。世界史論、近代化論、戦争論などを研究テーマとした著書多数。また、ジョルジュ・バタイユ、ジャン=リュック・ナンシー、ピエール・ルジャンドルなどのフランス現代思想も数多く翻訳している。 【講演者】アラン・シュピオ(コレージュ・ド・フランス) 【ディスカッサント】西谷修(東京外国語大学名誉教授) 【司会】橋本一径(早稲田大学教授) 【主催】日仏会館・フランス国立日本研究所 【協力】日本学術振興会科研費(基盤C:17K02268 代表:橋本一径) ----------------------------------------------------------- 【早稲田大学 大学院法学研究科】ワークショップ・公開講演会のお知らせ
場所、詳細に関してはこちらのリンクをご覧ください。 |
* イベントは、特に記載のない限り、すべて無料となっております。参加をご希望の方はお申し込みをお願いいたします。
日時: | 2019年06月05日(水) 13:00〜17:00 |
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場所: | 601 会議室 |
社会科学や人文科学の分野における科学研究と出版業の観点から見た、学術分野における日仏関係をテーマにしたシンポジウムにご招待致します。 さまざまなバックグラウンドを持った講演者がそれぞれの専門分野に焦点をおきながら、トピックについて議論致します。 講演者: ダヴィド=アントワーヌ・マリナス(大学の連携の為フランス大使館へ所属) 「フランスの大学と日本の大学における連携について」 坂井セシル(日仏会館・フランス国立日本研究所所長)、『Ebisu』編集チーム(ソフィー・ビュニクとマチュー・カペル、研究者兼共同編集者)とアミラ・ゼグルール(編集アシスタント) 「『Ebisu』の紹介、日本語研究におけるフランス語ジャーナルについて」 トマ・パリゾとジェレミー・ロッシュ(Cain.info) 「日本での社会科学と人文科学におけるフランス語ジャーナルの反応ー日本大学市場での使用に関する実績と数値」 川口裕司(東京外国語大学教授) 「現状における日本でのフランス語学習についてー言語学のケーススタディ」 牧陽子(上智大学准教授) 学術国際交流の現状と課題ー社会学者の視点から 【主催】Cairn.info、日仏会館・フランス国立日本研究所 参加人数に限りがございます。 参加をご希望の方はこちらのサイト「申し込み」欄から、またはlicences@cairn.infoまでメールでお申し込みください。 |
* イベントは、特に記載のない限り、すべて無料となっております。参加をご希望の方はお申し込みをお願いいたします。
日時: | 2019年06月08日(土) 13:30〜16:30 |
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場所: | 601号室 |
講演者: | レミ・スコシマロ (日仏会館・フランス国立日本研究所) |
Nous reprenons le cycle des séminaires « Crises, ruptures et nouvelles dynamiques dans le Japon d'après les catastrophes du 11 mars », cette fois sous forme d’ateliers thématiques, le samedi 8 juin. Nous débuterons à 11 h par une discussion technique sur le programme pour le reste de l’année, puis nous démarrerons l’atelier à 13 h 30, en salle 601 de la MFJ. |
* イベントは、特に記載のない限り、すべて無料となっております。参加をご希望の方はお申し込みをお願いいたします。
日時: | 2019年06月11日(火) 18:00〜20:00 |
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場所: | 601号室 |
* イベントは、特に記載のない限り、すべて無料となっております。参加をご希望の方はお申し込みをお願いいたします。
日時: | 2019年06月14日(金) 12:30 – 14:00 |
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場所: | Room 601 |
講演者: | Markus HECKEL (German Institute for Japanese Studies) |
* イベントは、特に記載のない限り、すべて無料となっております。参加をご希望の方はお申し込みをお願いいたします。
日時: | 2019年06月18日(火) 18:30〜20:00 |
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場所: | 1階ホール |
講演者: | 坂井セシル(日仏会館・フランス国立日本研究所) |
デジタル革命、グローバルターン以降の文学は如何なるものか。この問いを平成期が終わった日本文学の現代に投げかける。この広いテーマを扱うには、フランス語で書かれる現代文学史(翻訳された作品を中心に)を背景に、幾つかの外からの解釈を導入したい。1985年代以来900点以上の日本の作品が仏訳された。選定の基準、方法、効果、受容といった社会学的アプローチから、日仏の文学の場を検討すると、浮遊する景色が見えてくる。一方に文化遺産としての文学があれば、もう一方には、読書の衰退、出版の変貌、ジャンルの融合、作家の世代交代などがある。しかし、国際化と「3・11」後の壊れ始めた世界の間に、これからの文学の新しい軌道が見え始めている。 |
* イベントは、特に記載のない限り、すべて無料となっております。参加をご希望の方はお申し込みをお願いいたします。
日時: | 2019年06月19日(水) 18:30〜20:00 |
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場所: | 日仏会館図書室 |
講演者: | 平岡 敦 |
「平岡 敦 氏を囲んで」 聞き手:新行内美和 氏(日仏会館図書室) 日仏会館図書室では、フランス語と日本語の翻訳に携わる方々をお迎えし、翻訳についてお話しを伺う会を開いています。 第12回となる今回は、フランス文学者、翻訳家として活躍されている平岡 敦 氏をお迎えします。 【プロフィール】 フランス文学者、翻訳家。早稲田大学第一文学部フランス文学科卒業、中央大学大学院フランス文学専攻修了。2016年、ガストン・ルルー『オペラ座の怪人』(光文社古典新訳文庫, 2013)で第21回日仏翻訳文学賞を受賞。2009年、チェン・ジャンホン『この世でいちばんすばらしい馬』(徳間書店, 2008)で第56回産経児童出版文化賞翻訳作品賞を受賞。フランスの純文学、推理小説、SF、児童文学の翻訳を手掛け、これまでに80冊を超える翻訳を出版。 【主な翻訳】 ダニエル・ペナック『カービン銃の妖精』白水社 1998 モーリス・ルブラン『怪盗紳士ルパン』早川書房 2005 ピエール・ルメートル『天国でまた会おう』早川書房 2015 ジュール・ヴェルヌ『地底旅行』岩波書店 2018 (岩波少年文庫) ポール アルテ『金時計』行舟文化 2019年(名探偵オーウェン・バーンズシリーズ) 他多数 【主な著書】 『フランス文学を旅する60章』(共著)明石書店 2018 (エリア・スタディーズ) 他 日時 2019年6月19日(水)18:30~20:00 お申込み方法:下記のメールアドレスに、お名前、ご所属、ご連絡先を明記して、件名を「日仏の翻訳者を囲んで」としてお申込みください。図書室業務は18時で終了いたしますが、開催時間まで図書室をご利用いただけます。 連絡先:日仏会館図書室 |
* イベントは、特に記載のない限り、すべて無料となっております。参加をご希望の方はお申し込みをお願いいたします。
日時: | 2019年06月24日(月) 18:30〜20:30 |
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場所: | 1階ホール |
講演者: | イヴァン・ジャブロンカ(パリ第13大学) |
歴史学者、社会学者、人類学者、政治学者は社会における過去と現在やそれらの機能、変化を理解するためのツールを作り上げた。数少ない当事者の間で、彼らは同志達に真実の言説を提供できると考えていたが、彼らの専門分野がもたらす創造や発明の可能性を認められなかった。しかし、研究者の仕事は「対象」や期間、空間、制度やグループを研究して「内容」を埋めるだけにとどまらない。研究はまたその形式の研究としても考えられる。したがって社会科学は、文学や舞台芸術、グラフィックや視聴覚アートにも開かれた生きた分野であり発展し続けるものと思われる。 プロフィール 小野正嗣は、作家である一方、フランス語圏文学を専門とする文学者であり、教授として早稲田大学で教鞭を執る。2002年、『にぎやかな湾に背負われた船』で第15回三島由紀夫賞を受賞。2015年『九年前の祈り』で芥川龍之介賞を受賞。小説『獅子渡り鼻』(2013年)は2018年に英訳(Lion Cross Point)が刊行された。 【講師】イヴァン・ジャブロンカ(パリ第 13 大学)【ディスカッサント】小野正嗣(作家) 【司会】坂井セシル(日仏会館・フランス国立日本研究所) 【主催】日仏会館・フランス国立日本研究所 【協力】南山大学 【後援】在日フランス大使館 / アンスティチュ・フランセ日本 |
* イベントは、特に記載のない限り、すべて無料となっております。参加をご希望の方はお申し込みをお願いいたします。
日時: | 2019年06月26日(水) 18:30〜20:00 |
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場所: | 日仏会館図書室 |
バンド・デシネをフランス語の原書で読む読書会を図書室で開催しています。
バンド・デシネ(bande dessinée)とはフランス語圏のマンガのことで、略してBD(ベーデー/ベデ)とも呼ばれます。ここ10年くらいで邦訳はかなり増えましたが、それでも未邦訳のBDはまだまだ無数にありますし、その中にすばらしい作品もたくさんあります。新しい作品も毎年次々と生み出されています。古い作品も新しい作品も含めて、BDをフランス語の原書で読んでみませんか?
BDの翻訳者である原正人氏が進行役をつとめ、一緒に訳読していく読書会です。フランス語がある程度読めることが必要ですが、BDをはじめて読む方も、学生の方もぜひご参加ください。
毎回、1作品を取り上げ、冒頭部分を読む予定です。第3回目は以下の作品を取り上げます。
Michel Rabagliati, Paul à Québec, La Pastèque, 2009
今回も2回に分けて開催します。2回とも使用するテキストはまったく同じなので、参加希望の方はどちらかの回にご参加ください。 第3回のご案内 開催日時①:2019年6月26日(水)18時半~20時開催日時②:2019年6月28日(金)18時半~20時 開催場所:日仏会館図書室(3F) 定員:各15名 参加:無料 参加方法:参加希望日、お名前、ご連絡先、ご所属を明記してメールでお申込みください。読書会で使用するテキストについては図書室でご用意いたします。詳細はお申込みの際お知らせいたします。尚、出版社より当読書会でテキストを使用する許諾を得ております。 連絡先:日仏会館図書室 〒150-0013 渋谷区恵比寿3-9-25 Tel : 03-5421-7643 Fax : 03-5421-7653 Mail : biblio@mfj.gr.jp |
* イベントは、特に記載のない限り、すべて無料となっております。参加をご希望の方はお申し込みをお願いいたします。
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