日時: | 2019年01月14日(月) 14:00~17:30 |
---|---|
場所: | 601 会議室 |
講演者: | カトリーヌ・ドニ(リール大学) |
*お席に余裕がございますので、事前お申し込みなしでの当日参加が可能です。 カトリーヌ・ドニ氏はフランスに生まれ、現在、リール大学教授として歴史学(フランス近世史)を担当している。専門は18世紀フランスの警察で、カトリーヌ・ドニ編『警察の交流 1750年~1914年』(リール大学出版会、2012年)、共編『帝国の警察 18-19世紀』(レンヌ大学出版会、2012年)などの業績があり、『The Oxford Handbook of the History of Crime and Criminal Justice』(2016年)の「第4章 犯罪の地理:都市・農村環境」も執筆している。警察を単なる国家の道具としてではなく、住民や共同体による社会的調整も含める立場から、主にフランスと18世紀の“ベルギー”の町における警察を対象にしてきた。近年は18世紀モーリシャス島の植民地警察についても研究を始めており、本講演ではその成果を話していただく。
プログラム 14:00~14:10 開会の挨拶(早稲田大学:谷口眞子) 14:10~15:40 カトリーヌ・ドニ(リール大学) i>« Un tournant policier impérial dans les colonies françaises au XVIIIe siècle ? Le bureau de police de Port-Louis à l’île de France, 1766-1790 » 18世紀のフランス植民地における帝国警察の変容? ―フランス領フランス島(モーリシャス)のポール=ルイ警察署、1766年~1790年― (翻訳付き) 15:40~16:00 休憩 16:00~17:30 討論(逐次通訳付き) 【主催】2018年度特定課題研究(早稲田大学)「越境する軍事史―19世紀を中心とした人と学知の交流」 【共催】日仏会館・フランス国立日本研究所 【使用言語】フランス語・日本語(翻訳・逐次通訳付き) |
* イベントは、特に記載のない限り、すべて無料となっております。参加をご希望の方はお申し込みをお願いいたします。
日時: | 2019年01月18日(金) 18:30〜20:30 |
---|---|
場所: | 1階ホール |
講演者: | リュシアン=ロラン・クレルク(北海道大学) |
*本イベントは事前申し込みなしでの当日参加が可能です。 北海道の先住民であるアイヌの人口は、日本の総人口およそ1億2644万人(2018年10月1日現在、総務省統計局)に対し、およそ2万5千人と発表されている。アイヌは今日、他の多くの少数先住民族と同様、異文化受容によって覆われてしまった自民族の過去を取り戻そうと試みている。アイヌの異文化受容は同化政策を進める国家権力に従うかたちでなされたものである。アイヌの伝統的社会に対する日本の介入はさまざまな水準で危機を招来した。とりわけ日本の価値体系がアイヌのより脆弱な価値体系に与えた衝撃は強烈で、文化的な基盤を粉砕されたアイヌは困難な共存を強いられることになったのである。
|
* イベントは、特に記載のない限り、すべて無料となっております。参加をご希望の方はお申し込みをお願いいたします。
日時: | 2019年01月22日(火) 18:00〜20:00 |
---|---|
場所: | salle 601 |
* イベントは、特に記載のない限り、すべて無料となっております。参加をご希望の方はお申し込みをお願いいたします。
日時: | 2019年01月25日(金) 12:30 – 14:00 |
---|---|
場所: | Room 601 |
講演者: | KITAO Sagiri (University of Tokyo) |
* イベントは、特に記載のない限り、すべて無料となっております。参加をご希望の方はお申し込みをお願いいたします。
日時: | 2019年01月31日(木) 18:00〜20:00 |
---|---|
場所: | 1階ホール |
講演者: | パスカル・ラミー (前世界貿易機関(WTO)事務局長 )、城内実 (環境副大臣)、 猪口邦子 (参議院議員)【司会】藤井彰夫(日本経済新聞社上級論説委員兼編集委員) |
©MEAE Martin Loper 2019年1月31日(木)に世界中で開催される次回「思想の夕べ」のテーマは、「現在と向き合う」です。2019年はフランスがG7議長国を務める一方、日本がG20議長国を務めます。これは多国間主義の未来をめぐって対話する絶好の機会です。日本で1年を通して開催される一連のG20関係閣僚会合に先立ち、東京で開催される「思想の夕べ」は重要な日仏イベントとなります。 日仏会館で開催される今回の討論会では、元世界貿易機関(WTO)事務局長のパスカル・ラミー氏、環境副大臣の城内実氏、参議院議員の猪口邦子氏が意見交換を行います。司会は日本経済新聞社上級論説委員の藤井彰夫氏が務めます。 貿易、環境、紛争解決、人権、ヨーロッパ建設など、現代史は多国間交渉システムの設立とその漸進的深化に特徴づけられます。21世紀の課題は地球規模である一方(地球温暖化、移民、貿易戦争、人権など)、この多国間システムは自国優先主義の誘惑により否定され、失速の兆候を見せているように思われます。多国間主義の限界とは何でしょうか? 21世紀の課題に立ち向かうため、どのようにして多国間主義に新たな息を吹き込めばよいのでしょうか? 今回の日仏討論会では、こうした問題が取り上げられる予定です。 討論会はアンスティチュ・フランセ(パリ本部)の特設ホームページ(英語)と、日経チャンネルでライブ配信されます。 【登壇者】 パスカル・ラミー 前世界貿易機関(WTO)事務局長 HEC経営大学院、パリ行政学院、国立行政学院で学んだ後、経済財務省と国庫総局管監察部、ジャック・ドロール経済財務大臣補佐官、ピエール・モロワ首相官房次長。1985-1994欧州委員会(ドロール委員会)委員長とG7シェルパを兼任。1994クレディ・リヨネ代表取締役。ジャン・ペイルレヴァド率いる同銀行取締役を務めた後、1999年同行民営化後に欧州委員会欧州委員(プローディ委員会)を2004年まで務めた。2005-2013世界貿易機関事務局長。ジャック・ドロール研究所名誉所長をドロールより引き継ぐ。2010年にはキール世界経済研究所より「グローバル経済賞」受賞。 城内実 環境副大臣 衆議院議員、自由民主党所属(静岡県選挙区当選5回)。東京大学卒業後、外務省に入省。1990年代には在ドイツ日本大使館勤務、天皇陛下と総理等の通訳官。2012年外務大臣政務官、2013年党外交部会長、2014年外務副大臣。衆議院北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会委員長、党経済産業部会長などを経て2018年10月より環境副大臣。 猪口邦子 参議院議員 参議院議員、外交防衛委員会委員、国際経済・外交に関する調査会。自由民主党内閣第一部会長。2005-2006内閣府特命担当大臣(少子化・男女共同参画)、2005-2009衆議院議員 。2002-2004ジュネーブ軍縮会議日本政府代表部特命全権大使。2003国連小型武器政府間会合議長。軍縮会議議長。1990-06上智大学教授(国際政治学)、1982年米国エール大学院政治学博士号取得(Ph.D.)。 藤井彰夫(司会) 日本経済新聞社上級論説委員兼編集委員 1985年に日本経済新聞社入社。経済部で国内経済・金融問題、ニューヨーク、ワシントン、ロンドンなど海外で経済問題を主に取材。ワシントン支局長、国際アジア部長、Nikkei Asian Review編集長などを経て2017年より現職。著書に『イエレンのFRB~世界同時緩和の次を読む』『G20~先進国・新興国のパワーゲーム』『日本経済入門』など。 【事前登録】 要 お申込みはこちらのページからお願いいたします(アンスティチュ・フランセ東京ページ) 【言語】日本語、フランス語(同時通訳あり) 【主催】在日フランス大使館、(公財)日仏会館 【助成】アンスティチュ・フランセパリ本部 【協賛】日経チャンネル、全日本空輸株式会社 【協力】日仏会館・フランス国立日本研究所 |
* イベントは、特に記載のない限り、すべて無料となっております。参加をご希望の方はお申し込みをお願いいたします。
日仏会館フランス事務所 / イベント・カレンダー > 2019年1月