日時: | 2018年11月02日(金) 12:30 – 14:00 |
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場所: | Room 601 |
講演者: | Amélie CORBEL (Science Po Paris) |
The pros and cons of the spousal deduction (haigūsha kōjo 配偶者控除) have been regularly debated in Japan since the early 2000s. This tax deduction is accused of having significant consequences on married women’s participation in the workforce. The spousal deduction system has specifically been criticised for contributing to the state’s attempts to reinforce a family model characterised by a strictly gendered division of labour. With the growing importance of gender equality policies, coupled with increased expectations regarding female participation in the workforce, the spousal deduction reform has been put on the policy agenda no less than four times in the past 15 years. Although reforms were introduced twice (in 2004 and 2018), the spousal deductions have never been abolished. This presentation will explain how the spousal deductions have been framed over the past decades. Despite the removal of direct incentives for married women to limit their earnings in the late 1980s, spousal deductions are still accused of having a deterrent effect on women’s employment. I will question this point. I will then analyse how reforms to the system shed light on broader changes in family policy. Profile: Amélie Corbel is a PhD student in political science at Sciences Po Paris under the supervision of Pierre Lascoumes and Anne Revillard. As the recipient of a scholarship from the Atsumi Foundation, she is also affiliated with Hitotsubashi University as a research student (2018-2019). Her current research focuses on the regulation of international marriages, while her previous research looked at a specific Japanese tax instrument, namely the spousal deductions. In both cases, her research interests lie in analysing how public policies are gendered and designed to promote specific family models over others. Moderator: Sophie BUHNIK (UMIFRE 19 - MFJ)
Organization: UMIFRE 19 - MFJ Co-organization: CCI France Japon |
* イベントは、特に記載のない限り、すべて無料となっております。参加をご希望の方はお申し込みをお願いいたします。
日時: | 2018年11月03日(土) 11:00~17:40 |
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場所: | 1階ホール |
講演者: | 中條忍(青山学院大学)、福井憲彦(公益財団法人日仏会館理事長)、芳賀徹(東京大学)、井戸桂子(駒沢女子大学)、フランソワ・ラショー(フランス国立極東学院)、パスカル・レクロアール(フランシュ・コンテ大学)、カトリーヌ・マイヨー(セルジー・ポントワーズ大学)、ドミニック・ミエ= ジェラール(ソルボンヌ大学)、三浦信孝(日仏会館副理事長)、大出敦(慶應義塾大学)、クリスチャン・ポラック(明治大学)、篠永宣孝(大東文化大学)、ローラン・テシュネ(東京藝術大学)、上杉未央(武蔵野大学)、ミッシェル・ワッセルマン( |
画像をクリックし詳細をご覧ください。 【お申し込み】https://www.mfjtokyo.or.jp ポール・クローデル(1868-1955)は20世紀のフランスを代表する詩人・劇作家であり、また有能な外交官として1921年から1927年まで駐日フランス大使を勤め、1924年には渋沢栄一と協力して日仏会館を創立した。畢生の大作といわれる戯曲『繻子の靴』 が日本滞在中に執筆されたことはよく知られている。2018年はクローデルの生誕150年という記念すべき節目にあたる。それを機に、「東洋の偉大な書物」と呼んだ日本から彼は何を受け取り、日本に何を与えたのか、日本は彼にとって何であったのかを包括的に振り返り解き明かすことを、日仏のクローデル研究者たちが試みる。2日間にわたる発表と議論を通して、クローデルの日本理解、伝統芸術の発見、カトリック、日仏交流など、彼の日本における足跡をたどり、日本の文化・社会のクローデルへの影響関係を探り、それが現在の日仏交流の礎となっていることを再検証する。 プログラム 11:00 開会 【共催】ポール・クローデル生誕150 年記念企画委員会、(公財)日仏会館、日仏会館・フランス国立日本研究所 |
* イベントは、特に記載のない限り、すべて無料となっております。参加をご希望の方はお申し込みをお願いいたします。
日時: | 2018年11月04日(日) 10:30〜17:50 |
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場所: | 1階ホール |
講演者: | 中條忍(青山学院大学)、福井憲彦(公益財団法人日仏会館理事長)、芳賀徹(東京大学)、井戸桂子(駒沢女子大学)、フランソワ・ラショー(フランス国立極東学院)、パスカル・レクロアール(フランシュ・コンテ大学)、カトリーヌ・マイヨー(セルジー・ポントワーズ大学)、ドミニック・ミエ= ジェラール(ソルボンヌ大学)、三浦信孝(日仏会館副理事長)、大出敦(慶應義塾大学)、クリスチャン・ポラック(明治大学)、篠永宣孝(大東文化大学)、ローラン・テシュネ(東京藝術大学)、上杉未央(武蔵野大学)、ミッシェル・ワッセルマン( |
画像をクリックし詳細をご覧ください。 【お申し込み】https://www.mfjtokyo.or.jp/ ポール・クローデル(1868-1955)は20世紀のフランスを代表する詩人・劇作家であり、また有能な外交官として1921年から1927年まで駐日フランス大使を勤め、1924年には渋沢栄一と協力して日仏会館を創立した。畢生の大作といわれる戯曲『繻子の靴』 が日本滞在中に執筆されたことはよく知られている。2018年はクローデルの生誕150年という記念すべき節目にあたる。それを機に、「東洋の偉大な書物」と呼んだ日本から彼は何を受け取り、日本に何を与えたのか、日本は彼にとって何であったのかを包括的に振り返り解き明かすことを、日仏のクローデル研究者たちが試みる。2日間にわたる発表と議論を通して、クローデルの日本理解、伝統芸術の発見、カトリック、日仏交流など、彼の日本における足跡をたどり、日本の文化・社会のクローデルへの影響関係を探り、それが現在の日仏交流の礎となっていることを再検証する。
【共催】ポール・クローデル生誕150 年記念企画委員会、(公財)日仏会館、日仏会館・フランス国立日本研究所 |
* イベントは、特に記載のない限り、すべて無料となっております。参加をご希望の方はお申し込みをお願いいたします。
日時: | 2018年11月13日(火) 18:00〜20:00 |
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* イベントは、特に記載のない限り、すべて無料となっております。参加をご希望の方はお申し込みをお願いいたします。
日時: | 2018年11月20日(火) 10:00〜17:00 |
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場所: | 1階ホール |
講演者: | トーマス・バレット(東京大学)、フランソワ・ラショー(フランス国立極東学院)、中津匡哉(桃山学院教育大学)、マルタン・ノゲラ=ラモス(フランス国立極東学院)、野村啓介(東北大学)、クリスチャン・ポラック(明治大学、フランス国立社会科学高等研究院)、寺本敬子(跡見大学)、ミッシェル・ワッセルマン(立命館大学) |
* イベントは、特に記載のない限り、すべて無料となっております。参加をご希望の方はお申し込みをお願いいたします。
日時: | 2018年11月21日(水) 18:30~20:00 |
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場所: | 日仏会館図書館 |
講演者: | 高野優 |
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* イベントは、特に記載のない限り、すべて無料となっております。参加をご希望の方はお申し込みをお願いいたします。
日時: | 2018年11月28日(水) 18:30〜20:30 |
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場所: | 601 号室 |
講演者: | フィリップ・ペルティエ(リュミエール・リヨン第2大学) |
*定員に達したため、お申し込みを締め切らせていただきました。 フランス人地理学者エリゼ・ルクリュは日本に来たことがなかった。しかし、この国に関する地理学書(La Nouvelle Géographie Universelle, volume VII, 1882. L'Homme et la Terre, t. V et VI, 1905)を執筆するために、彼は当時のヨーロッパにおける東洋学者から得た豊富な資料、また数々の旅行記だけでなく、彼の友人であり、地理学者で同じくアナーキストのレフ・メーチニコフ(1838-1888)から直接聞いた証言を使った。メーチニコフは2年近く日本に滞在し西郷従道、中江兆民などの重要人物たちと交流していた。 二人の地理学者は、明治の変化を「復古」としてではなく、内発的な活力が中心にある根本的な改革として捉え、西洋の模倣であるとは考えていなかった。ルクリュは軍国主義、領土拡張主義といった問題点も含めて日本を未来の大国と見做していた。彼の分析は、全ての歴史哲学を越えて東洋と西洋の区別を再考するものだった。 プロフィール 地理学博士。日本言語文明学修了。フィリップ・ペルティエはリヨン第二大学教授、共同研究ユニットUMR5600(環境・都市・社会)のメンバーである。日本の地理学、地政学、メタ地理学、自然と社会の境界に関する観念の歴史について数々の研究や著作がある。 主な著作に、La Japonésie (1997)(1998年渋沢・クローデル賞受賞、1999年海洋アカデミー最優秀賞受賞)、 Extrême-Orient, invention d’une histoire et d’une géographie (2011)があり、最近では Quand la géographie sert à faire la paix (2017) 、またLa Fascination du Japon の増補第3版を2018年に出版している。彼の日本での研究はドキュメンタリーLe Géographe et l'île (réal. Christine Bouteiller, 2018)にもなった。 【司会】レミ・スコシマロ(日仏会館・フランス国立日本研究所)
【主催】日仏会館・フランス国立日本研究所
フランス語、逐次通訳 |
* イベントは、特に記載のない限り、すべて無料となっております。参加をご希望の方はお申し込みをお願いいたします。
日時: | 2018年11月29日(木) 18:30〜20:30 |
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場所: | 601会議室 |
講演者: | Philippe PELLETIER (univ. Lumière-Lyon-II) |
プロフィール 地理学博士。日本言語文明学修了。フィリップ・ペルティエはリヨン第二大学教授、共同研究ユニットUMR5600(環境・都市・社会)のメンバーである。日本の地理学、地政学、メタ地理学、自然と社会の境界に関する観念の歴史について数々の研究や著作がある。 主な著作に、La Japonésie (1997)(1998年渋沢・クローデル賞受賞、1999年海洋アカデミー最優秀賞受賞)、 Extrême-Orient, invention d’une histoire et d’une géographie (2011)があり、最近では Quand la géographie sert à faire la paix (2017) 、またLa Fascination du Japon の増補第3版を2018年に出版している。彼の日本での研究はドキュメンタリーLe Géographe et l'île (réal. Christine Bouteiller, 2018)にもなった。 【司会】レミ・スコシマロ(日仏会館・フランス国立日本研究所)
【主催】日仏会館・フランス国立日本研究所
フランス語、通訳なし |
* イベントは、特に記載のない限り、すべて無料となっております。参加をご希望の方はお申し込みをお願いいたします。
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