日時: | 2018年05月12日(土) 14:00 - 17:30 |
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場所: | 1階ホール |
講演者: | ダリオ・ガンボーニ(ジュネーヴ大学)、 |
*定員に達したため、お申し込みを締め切らせていただきました。 オディロン・ルドンの15点の装飾壁画と《グラン・ブーケ》は、1900年から翌年にかけて、注文主のドムシー男爵が所有する城館の食堂をに設置された後、ブルゴーニュのヴェズレー近郊にある小村に秘匿されていました。ルドンはこのドムシー男爵の食堂装飾を皮切りに、約10年間にわたり、集中的に壁面装飾、屏風を描いています。しかしながらこれらの個人所有の装飾画の多くは公開の機会が乏しく、世に知られる機会を逸してきました。《グラン・ブーケ》は男爵の食堂に残されて、壁から外されたのは2010年6月、初めて一般公開されたのは、2011年にパリで開催されたルドン展でのことでした。この時すでに、ドムシー城の食堂を《グラン・ブーケ》とともに飾っていた他の15点の壁画は、一足先にオルセー美術館のコレクションに入っていました。 三菱一号館美術館の展覧会「ルドン ―秘密の花園」展は、これまでほとんど知られていなかったドムシー男爵の食堂装飾が東京で一堂に会する機会となります。またこれを機に、ルドンの「装飾」と「自然」に焦点を当てたシンポジウムを開催します。 プログラム(敬称略) 13:30 受付開始・開場 14:00 開会 冒頭挨拶 坂井セシル(日仏会館フランス事務所所長) 14:05 趣旨説明 高橋明也(三菱一号館美術館館長) 14:20 「『黒』は、今やどこに行ってしまったのでしょうか:ルドン、ドムシー男爵と男爵の食堂装飾」 安井裕雄 「花はどこから来たのか ―ゴブラン織り下絵に現れるルドンの植物相」 山上紀子(大阪市立大学都市文化研究センター研究員) 15:05 – 15:15 休憩(10分) 15:20 ソフィー・バルテレミー (ボルドー美術館長) 「独創性の稀なる花:オディロン・ルドンと『能産的自然』」 ダリオ・ガンボーニ(ジュネーヴ大学教授) 16:45 – 16:55 休憩(10分) 17:00 パネルディスカッション・質疑応答 司会 高橋明也 登壇者 17:30 閉会 【主催】三菱一号館美術館、日仏会館・フランス国立日本研究所 【後援】日仏美術学会 【助成】公益財団法人 吉野石膏美術振興財団 こちらのリンクより展覧会の情報をご覧ください:http://mimt.jp/redon/ ※ソフィー・バルテレミー氏の来日は急遽取止めとなりました。終了時刻は予定通り17時30分を予定しております。 |
* イベントは、特に記載のない限り、すべて無料となっております。参加をご希望の方はお申し込みをお願いいたします。
日時: | 2018年05月13日(日) 10:00~17:40 |
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場所: | 1階ホール |
講演者: | パスカル・キニャール(作家)、ミレイユ・カール=グリュベール(パリ第3大学)、千葉文夫(早稲田大学)、パトリック・ドゥヴォス(東京大学)、堀江敏幸(作家)、堀切克洋(慶應義塾大学)、神社美江(水声社編集者)、桑田光平(東京大学)、村中由美子 (首都大学東京)、小川美登里(筑波大学)、大池惣太郎(東京大学)、マルチーヌ・サアダ(グラッセ社、文学叢書責任編集者) |
* イベントは、特に記載のない限り、すべて無料となっております。参加をご希望の方はお申し込みをお願いいたします。
日時: | 2018年05月15日(火) |
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* イベントは、特に記載のない限り、すべて無料となっております。参加をご希望の方はお申し込みをお願いいたします。
日時: | 2018年05月18日(金) 12:30 – 14:00 |
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場所: | Room 601 |
講演者: | Rémy MAGNIER-WATANABE (University of Tsukuba) |
* イベントは、特に記載のない限り、すべて無料となっております。参加をご希望の方はお申し込みをお願いいたします。
日時: | 2018年05月21日(月) 18:30〜20:30 |
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場所: | 1階ホール |
講演者: | マチュー・ポット=ボンヌヴィル(リヨン高等師範学校、アンスティテュ・フランセ)、 パトリス・マニグリエ(パリ・ナンテール大学) |
1972年の『狂気の歴史』の再版への序文においてミシェル・フーコーは、著者が自らの作品の受容のされ方をあらかじめ決められると考えることの傲慢さをやんわりと皮肉っている。「私が著者です。顔とプロフィールをご覧下さい。私の名前で出回るすべてはこれに近い姿でなければなりません。」実際に、死後30年を過ぎてなお、フーコーの思想が描き出す像は大きく変化し、変容し続けている。それには少なくとも以下の4つの理由が考えられる。
プロフィール マチュー・ポット=ボンヌヴィルは哲学者、リヨン高等師範学校准教授。アンスティチュ・フランセ・パリの思想・知識部門主任でもある。2010年から2013年にかけて、国際哲学コレージュ議会の議長を務めた。2018年にヴェルディエ社より出版された彼の最新の著書Recommencerの前に、ミシェル・フーコーについて複数の作品を執筆した。Michel Foucault, l’inquiétude de l’histoire (PUF, 2004) 、歴史家フィリップ・アルティエールと共著のD’après Foucault (Les Prairies ordinaires, 2007)がある。 パトリス・マニグリエはパリ・ナンテール大学哲学科准教授。Moment philosophique des années 60 en France (PUF, 2011)(監修)のほかに、La vie énigmatique des signes - Saussure et la naissance du structuralisme (Léo Scheer, 2006) や、ドルク・ザブニャンとの共著Foucault va au cinéma (Bayard, 2011)など数々の著書がある。 【司会】マチュー・カペル(日仏会館・フランス国立日本研究所) 【主催】日仏会館・フランス国立日本研究所 【共催】在日フランス大使館/アンスティテュ・フランセ日本 【助成】アンスティテュ・フランセ マチュー・ポット=ボンヌヴィルとパトリス・マニグリエは5月19日(土)にアンスティチュ・フランセ東京にて開催される「第6回「哲学の夕べ」-パリ五月革命をめぐって-」に参加します。
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* イベントは、特に記載のない限り、すべて無料となっております。参加をご希望の方はお申し込みをお願いいたします。
日時: | 2018年05月23日(水) 18:30〜20:00 |
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場所: | 日仏会館図書室 |
講演者: | 鵜野孝紀 |
画像をクリックし詳細をご覧ください。 「鵜野孝紀氏を囲んで」 MC原正人氏(翻訳家) 日仏会館図書室では、フランス語と日本語の翻訳に携わる方々をお迎えし、翻訳についてお話しを伺う会を開いています。 第3回は、バンド・デシネ(BD)の日本語訳、日本の漫画のフランス語訳(共訳)を手がけられている鵜野孝紀氏をお招きいたします。鵜野氏は、コーディネーターとしての一面も持ち、女性誌でも話題になった『ジョゼフィーヌ』や、『ル・モンド』紙電子版連載の単行本化『キュロテ:世界の偉大な15人の女性たち』の作者ペネロープ・バジューをはじめとする、多くのBD作家を日本に紹介する業務にも携われています。BD・漫画界を盛り上げる裏方のお仕事、フランスの出版社にご勤務されていたころのお話しなどを伺います。 プロフィール 日仏翻訳・通訳、漫画コーディネーター、著作権エージェント。 早稲田大学、パリ第八大学を経て、1995年より2013年までパリの漫画書店・出版社スタッフとして、黎明期よりフランスで日本漫画の出版に携わる。 現在、フリーランス通訳・翻訳者として報道関係などで活動。また日仏双方向で漫画、バンド・デシネの出版企画を手がける。 主な訳書:萩尾望都『トーマの心臓』フランス版(共訳)、ミロ・マナラ『ガリバリアーナ』(パイ・インターナショナル)、Jung ユング『はちみつ色のユン』(DU BOOKS)、滝沢聖峰『東京物語』フランス版(共訳)、など。 日時 2018年5月23日(水)18h30~20h00 場所 日仏会館図書室 定員 20名 (日本語のみ) お申込み方法:下記のメールアドレスに、お名前、ご所属、ご連絡先を明記して、件名を「日仏の翻訳者を囲んで」としてお申込みください。 図書室業務は18時で終了いたしますが、開催時間まで図書室をご利用いただけます。 連絡先:日仏会館図書室 〒150-0013 渋谷区恵比寿3-9-25 日仏会館3F tel:03-5421-7643 fax 03-5421-7653 mail biblio@mfj.gr.jp (開室時間:火~土 13h~18h) |
* イベントは、特に記載のない限り、すべて無料となっております。参加をご希望の方はお申し込みをお願いいたします。
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