日時: | 2017年03月07日(火) 18:00〜20:00 |
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場所: | 601号室 |
* イベントは、特に記載のない限り、すべて無料となっております。参加をご希望の方はお申し込みをお願いいたします。
日時: | 2017年03月10日(金) 17:00〜20:30 |
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場所: | 1階ホール |
講演者: | 荒屋鋪透(ポーラ美術館前館長)、古田亮(東京芸術大学大学博物館)、岩切信一郎(美術史家)、野地耕一郎(泉屋博古館分館長)、三浦篤(東京大学)、岡部昌幸 (帝京大学)、佐藤道信 (東京芸術大学)、塩谷純 (東京文化財研究所)、山下裕二 (明治学院大学) 、植田彩芳子 (京都府文化博物館) |
渡辺省亭『花鳥図屏風』(1916)個人蔵 定員に達したため、お申し込みを締め切らせていただきました。 3月9日~11日の三日間、日仏会館ギャラリーにて渡辺省亭展を開催します。(入場無料) ギャラリー開室時間:11時〜18時 開催趣旨: 渡辺省亭(嘉永4年―大正7年、1852-1918 年)は、日本画家、装飾美術家、版画家、雑誌出版者として幕末から大正初めまで、日本近代社会の揺籃期に美術にとどまらず、産業、文化全体のなかで革新的活動をなし、影響を与えた人物でした。また、明治11年(1878年)、 パリ万国博覧会に出品した工芸図案で銅牌を獲得し、日本最初の輸出国策会社・起立工商会社の社員として、林忠正などとともに、パリに派遣され、フランスに渡った最初の日本画家でした。パリでは、ドガやマネ、デ・ニッティスなど印象派の画家たちの前で、日本画制作の実演をし、交流をしました。花鳥画を描く、その技法と、芸術精神、美意識は、フランス美術界にも影響を与え、ジャポニスムの契機の一つとなり、日仏美術交流の黎明期に重要な足跡を残しました。帰国後は、滞仏中に学んだ西洋の写実を取り入れた新様式により作品を描き、迎賓館の装飾に当たり、啓蒙のための美術雑誌を発行、挿絵に裸婦を描き、美の概念を広く社会に問いかけました。伝統を受け継ぎながら、清新な美意識は、鏑木清方、竹内栖鳳らに近代日本美術史に流れていきます。長らく、忘却されていましたが、近年、研究と再評価が急速に進みました。2017年4月2日に100回忌を迎えることを記念して、初めて、その芸術と功績を振り返るシンポジウムを開催いたします。 プログラム 17:00-17:05 フランス事務所長挨拶 第1セッション 渡辺省亭の基礎研究 司会 植田彩芳子(京都府文化博物館学芸員) 17:05-17:20 「渡辺省亭の生涯と作品」 17:20-17:55 「渡辺省亭と日仏美術の黎明」 岡部昌幸(帝京大学教授) 17:55-18:05 休憩 18:05-18:40 「省亭の歴史画ー師・容斎を越えて」 塩谷純(東京文化財研究所近・現代視覚芸術研究室長) 18:40-19:00 コーヒーブレイク 第2セッション パネル・ディスカッション 渡辺省亭再評価へ 19:00-20:30 司会 岡部昌幸 パネリスト 佐藤道信(東京芸術大学教授) 山下裕二(明治学院大学教授・山種美術館顧問) 野地耕一郎(泉屋博古分館館長) 塩谷純 コメンテーター 荒屋鋪透(ポーラ美術館前館長) 三浦篤(東京大学教授、日仏会館理事) 岩切信一郎(美術史家) 古田亮(東京芸術大学大学博物館准教授) 【司会】植田彩芳子 (京都府文化博物館) 【主催】渡辺省亭展実行委員会 【共催】日仏会館フランス事務所 【後援】ジャポニスム学会、日仏美術学会、日本フェノロサ学会 【協力】(株)加島美術 3月18日〜4月9日、加島美術にて渡辺省亭展があります。詳細はHPをご覧ください。http://www.kashima-arts.co.jp/ 関連ページはこちら https://www.facebook.com/watanabeseitei/?fref=ts |
* イベントは、特に記載のない限り、すべて無料となっております。参加をご希望の方はお申し込みをお願いいたします。
日時: | 2017年03月17日(金) 12:30〜14:00 |
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場所: | 601号室 |
講演者: | ロバート・デュジャリック(テンプル大学) |
Summary: Supporters of Prime Minister Abe claim that, thanks to him, "Japan is back," echoing the Terminator's famous line, "I'll be back." As evidence they point to the new security legislation, the liberalization of arms exports, and a beefed up national security budget. Left-wing opponents of the government, both in Japan and overseas, warn that Japan is "rearming" and developing the legal basis for what could be a return to the dark old days of the early Showa era. In truth, the actual changes made to Japanese security policy have been minor. What some herald as the dawn of a new era is actually more akin to minimalist incrementalism than to drastic change. Today, Japan is facing its most frightening challenge since 1945 in the shape of the Trump presidency. Will this force Abe to alter Japan's national defense policy? Profile: Robert Dujarric has been director of the Institute of Contemporary Asian Studies (ICAS) at Temple University, Japan since 2007. He graduated from Harvard College and holds an MBA from Yale University. He has lived in Tokyo since 2004, when he was a Council on Foreign Relations/Hitachi-sponsored fellow at the Research Institute of Economy, Trade and Industry (RIETI). His major research interests are Japan, Asian security, and US foreign policy. For more information visit: http://www.tuj.ac.jp/icas/staff.html 【司会】レミ・スコシマロ(日仏会館・日本研究センター) 【主催】日仏会館フランス事務所 【共催】在日フランス商工会議所 |
* イベントは、特に記載のない限り、すべて無料となっております。参加をご希望の方はお申し込みをお願いいたします。
日時: | 2017年03月18日(土) 13:00〜18:00 |
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場所: | 1階ホール |
講演者: | 林 陽子(弁護士・国連女性差別撤廃委員会前委員長)、草野いづみ(帝京大学)、ロラン・プフェフェルコルン(ストラスブール大学)、鈴木美奈子(一橋大学)、上田美香(東洋大学人間科学総合研究所) |
* イベントは、特に記載のない限り、すべて無料となっております。参加をご希望の方はお申し込みをお願いいたします。
日時: | 2017年03月21日(火) 18:00〜19:30 |
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場所: | 1階ホール |
講演者: | オギュスタン・ベルク (フランス国立社会科学高等研究院) |
【講演要旨】 自然のふところに近く隠遁の住まいをもつ理想は長い歴史をもつ。その歴史は西洋ではアルカディアの神話に, 東洋では大同の神話にさかのぼり, 六朝時代の中国では風景の発明があった。しかし20世紀の末に拡散的都市化が進み, その環境に対する影響は持続不可能なものである。 【講師プロフィール】 オギュスタン・ベルク(Augustin Berque)は, 1942年モロッコ生まれ,フランスの地理学者,東洋学者,哲学者。1969年パリ大学地理学第三課程博士号,1977年文学博士(国家博士)号を取得。1979年より国立社会科学高等研究院EHESS教授(風土論)。欧州学士院会員。1984年から1988年まで日仏会館フランス学長をつとめた。2009年福岡アジア文化賞大賞,2011年国際交流基金賞,2015年旭日中綬章など受賞多数。著書に『風土の日本―自然と文化の通態』(筑摩書房),『風景という知―近代のパラダイムを超えて』(世界思想社)など多数。最近著は『理想の住まい 隠遁から殺風景へ』(京都大学学術出版会、http://www.kyoto-up.or.jp/book.php?id=2149を参照) 【お申し込み先】https://www.mfjtokyo.or.jp/events.html 【お問い合わせ】03-5424-1141 【主催】(公財)日仏会館 【共催】日仏会館フランス事務所 日本語、通訳なし |
* イベントは、特に記載のない限り、すべて無料となっております。参加をご希望の方はお申し込みをお願いいたします。
日時: | 2017年03月24日(金) 18:00〜19:00 |
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場所: | 講演会:1階ホール、 展示会・レセプション:ギャラリー |
講演者: | フィリップ・ダレス(チューリヒ大学) |
画像をクリックし詳細をご覧ください 展示会のお知らせ 『幕末3D スイス人写真師ピエール・ロシエ:日本とアジアのパイオニア1858年〜1862年』 日仏会館2階ギャラリー 2017.3.24(金)ー 4.7(金)10時〜18時(月曜休館) ※展覧会オープニングレセプション 3月24日(金)講演会後19時〜20時 ピエール・ロシエ(1829年生-1886年没)は、スイス連邦フリブール州の慎ましい農民の家に生まれた。カメラマンとなったロシエは、1855年にロンドンへ旅立つ。そこで名高いネグレッティ & ザンブラ社に採用され、公式カメラマン兼販売代理としてアジアに派遣された。1858年に中国へ、その後フィリピン、1859年から1861年間日本に滞在したのちタイへ渡った。1862年末にスイスへ帰国したロシエは、フリブール市で写真館を開いている。 ロシエは、日本を訪れた最初のプロ写真師であった。彼がロンドンに送った66枚のステレオ写真は、欧州で初めて商品化された日本の写真となった。彼はまた、上野彦馬に写真技術を指導した。当展覧会は、彼が撮った稀少な作品の大部分を本邦初公開する。また、日本とフリブール州のステレオ写真を3Dスライドショーでダイナミックに紹介する。 フィリップ・ダレスは、スイス連邦ヌシャテル大学にて文化人類学、考古学と美術史を専攻。1991年より日本、特に北海道でフィールドワークを実施。アイヌ民族の文化遺産と、スイス日本関係史が研究テーマ。また、映像人類学(写真)、文化遺産の人類学、博物館学。2004年から2011年までチューリヒ大学で映像人類学と日本学を講義し、同大学民族誌博物館の映像人類学部の写真コレクションを担当する。現在、チューリヒ大学博士課程に在籍し、日本の古写真展の主管やコンサルティングも勤める。最新の出版物は、「スイス・日本国交樹立150周年 1864年日瑞修好通商条約調印の記念総括と復刻版」でスイス連邦経済省のサイトから読むことができる。 https://www.fdfa.admin.ch/eda/en/home/services-and-publications/publications/alle-publikationen.html/content/publikationen/en/eda/schweizer-aussenpolitik/150-Years-Switzerland-Japan 【司会】ニコラ・モラール(日仏会館・日本研究センター) 【主催】日仏会館フランス事務所 【後援】在日スイス大使館 教練中の日本人兵士© Tom Burnett 戦闘服を着た日本人役人たち | 1860 - Officiers japonais en armure. © Tim Merritte. 関連イベントのお知らせ 書籍展示『幕末の日本』 2017年3月1日(水)~31日(金) 大政奉還から150年。1853年のペリー来航から1867年の大政奉還までの間に繰り広げられたヨーロッパ、北米などの国々と幕末日本の歴史を示す資料を下記3つの会場で展示します。 展示内容・入室等のお問い合わせは各図書室にお願いいたします。 国際文化会館図書室 http://www.i-house.or.jp/programs/library/ ドイツ日本研究所図書室 https://www.dijtokyo.org/ja/library/ 日仏会館図書室 https://www.mfj.gr.jp/bibliotheque/presentation/index_ja.php |
* イベントは、特に記載のない限り、すべて無料となっております。参加をご希望の方はお申し込みをお願いいたします。
日時: | 2017年03月26日(日) 13:20〜18:00 |
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場所: | 601号室 |
講演者: | 馬場紀寿(東京大学・東洋文化研究所)、ディディエ・ダヴァン(国立国文学研究資料館)、藤井淳(駒澤大学)、彌永信美(日仏東洋学会代表幹事)、牧野元紀(東洋文庫)、マルタン・ノゲラ=ラモス(フランス国立極東学院・京都支部) |
「ドチリナ・キリシタン」1592年、天草、東洋文庫所蔵、国指定重要文化財 近代初期、欧米の世界制覇の流れの中で、キリスト教の布教がアジア各国で拡がった。それに伴い、それまで近‐現代的な意味での「宗教」の観念が存在していなかった東アジアの文化に、「信教の自由」の観念とともに、« religion » に対応する「宗教」概念が導入された。それがそれぞれの文化にどのような影響を与えたか、という問題をさまざまな視点から考察してみたい。 プログラム 13:20 開場 13:30 開会の辞:中谷英明(関西外国語大学、日仏東洋学会会長) 趣旨説明:彌永信美 (日仏東洋学会代表幹事) 13:40 基調講演「19世紀日本における「信教の自由」の問題をめぐる諸観点——カトリック教会の事例を中心に」 マルタン・ノゲラ=ラモス(フランス国立極東学院・京都支部) 14:30 「一つの宗派、複数の宗教? 初期近世臨済宗の変化と「宗教」の一考察」 ディディエ・ダヴァン(国立国文学研究資料館) 15:00 「ベトナムにおける近代的宗教概念の誕生——あるカトリック儒家の言説から」 牧野元紀(東洋文庫) 15:30 休憩 15:45 「近代初期日本および中国における『宗教』という用語の導入について」 藤井淳(駒澤大学) 16:15 「釈宗演と『大乗仏教』概念の形成」 馬場紀寿(東京大学・東洋文化研究所) 16:50 全体討議 18:00 閉会 【司会】中谷英明(関西外国語大学、日仏東洋学会会長) 【ディスカッサント】彌永信美(日仏東洋学会代表幹事) 【主催】日仏東洋学会 【協力】日仏会館フランス事務所 「サンスクリットの妙法蓮華経」、1070年、ネパール、東洋文庫所蔵 日仏東洋学会のご案内はこちらをご覧ください http://www.classics.jp/sofjeo/ シンポジウムのプログラムはこちらからダウンロードできます http://classics.jp/sofjeo/pdf/symposium_programme%20-2017MAR26.pdf |
* イベントは、特に記載のない限り、すべて無料となっております。参加をご希望の方はお申し込みをお願いいたします。
日時: | 2017年03月27日(月) 19:00〜20:00 |
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場所: | 1階ホール |
講演者: | ジャン=ポール・コスタ(国際人権研究所 ルネ・カサン財団 理事長、立命館大学客員教授) |
* イベントは、特に記載のない限り、すべて無料となっております。参加をご希望の方はお申し込みをお願いいたします。
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